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売り上げ10兆を越えるホームプラス、金がないから団体協約を結べない?

「点5契約の廃止と団体協約締結」の要求、5日に仁川ホームプラスでストライキ

ナレ現場記者 2014.01.06 17:19

全国106の大型スーパーと約300か所のエクスプレス(SSM)、会社設立14年ぶりに 70倍の売り上げ成長、年間売上10兆ウォン、営業利益5千億ウォン... 華麗な 修飾語を持つ会社はまさにホームプラスだ。しかしホームプラスの目覚ましい 成長には、30分単位の勤労契約を結び、延長手当てもなく長時間労働に苦しむ 非正規職労働者の涙がある。

[出処:ニュースセル]

1月5日の2時から仁川ホームプラス・カンソク店の前で、ホームプラス労働者と 民主労総仁川本部をはじめとする地域労働社会団体が集まって集会を開いた。 ホームプラスの労働者たちは、集会に参加した団体を紹介するたびに力強い拍手 で歓迎した。参加者たちは集会の後、ホームプラスの店舗を回って「団体協約を 結べ」、「点5契約職を廃止しろ」とシュプレヒコールをあげて宣伝戦を行った。

ホームプラス労働組合のキム・ギワン委員長は「10分、30分単位の点5契約職廃止と 団体協約争奪が労組の核心要求」とし「ホームプラスは1年売り上げが10兆を越える 会社に成長したが、金がなくて団体協約を締結できないとし、団体協約を 拒否している」とし、労組がストライキに突入した理由を説明した。

ホームプラスの労働者たちは、2013年3月24日に労組を設立して、使用者側に、 △0.5時間契約制の廃止と8時間契約制の実施、△部署別時給差別の廃止と制服 支給などを要求してきた。会社と40回ほど団体交渉をしたが進展はなく、労組 は12月31日に蔚山(東区店/北区店/中区店)、釜山(カンマン店/センタム支部店) を始め、1月3日にはソウル(永登浦店)と順天(順天店)、4日に水原(北水原店)と 大田(東大田店)、5日に仁川(カンソク店/加佐店)と江陵(江陵店)で部分ストを 進めている。

しかしホームプラス側は、職員談話文で「30分単位の勤労契約は、職員の福祉 のために協議した結果」と主張した。流通業の特性上、時間選択制の雇用が 必要で、実質賃金を値上げするために既存の勤労時間に30分を追加したという。

[出処:ニュースセル]

ホームプラス非正規職労働者は勤労契約を4.5時間、5.5時間のように30分単位 で勤労契約を結ぶ0.5契約制で働いている。レジ業務の労働者は20分単位だ。 分単位の勤労契約は、客が多い時間に配置され、労働者の労働強度は自然に 強まるほかはない。

労組はホームプラスが14年間、異常な0.5契約制で数百億ウォンの利益を上げてきたと 主張する。労働者たちは、午前と午後の勤務交代時に業務引き継ぎのために 次の勤務者が20-30分早く出勤しなければならないが、会社はこれまで 延長勤務手当てをきちんと支払っていない。

労組は1月9日に全面ストライキを行い、ソウルのホームプラス本社前で集会を開く 計画だ。

付記
ナレ様はニュースセルの現場記者です。 この記事はニュースセルにも掲載されます。 チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-07 17:59:45 / Last modified on 2014-01-07 17:59:46 Copyright: Default

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