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「本当の社長、仁川空港公社が出て来い」

全国の非正規労働者たちが仁川空港非正規職ストライキに支持を宣言

ペク・イルジャ記者 2013.12.23 17:42

雇用安定と人員補充などを要求して始まった仁川空港間接雇用非正規職労働者たちのストライキが、12月23日で17日目をむかえていて、全国の非正規職労働組合幹部の支持宣言が続いている。

[出処:公共輸送労組仁川空港支部]

全国非正規職労働者たちは声明で「仁川空港を通じ、企業が夢に満た『非正規 職だけの会社』がいかに労働者の賃金と労働条件を破壊するのか、間接雇用の 構造がいかに労働者の労働権を踏みにじるのかわかる」とし「われわれ非正規職 労働者は、仁川空港非正規職労働者の闘争を支持し、権利を得るために共に闘争 する」と明らかにした。

仁川空港は8年連続で世界空港サービス評価1位を達成しており、先月には国連 グローブコンパクト(UNGC)による労働尊重経営賞も受賞した。仁川空港公社は 2004年から昨年まで、9年連続黒字を記録しており、昨年の当期純益は5100億 ウォンに達した。

しかしここで働く労働者の87%は用役で雇用されている。6千人もの間接雇用の 非正規職労働者たちが、雇用安定と人員補充などを要求する8か月間の交渉は 難航し、結局ストライキに突入した。

非正規職労働者のストライキは23日で17日を越えるが、仁川空港公社は直接の 使用者ではないとし、下請企業だけにストライキの責任を転嫁している。その 上、公社側は争議行為手順を踏んだ合法ストライキなのに8人の労働組合幹部に 対する告訴告発を進め、現在チョ・ソンドク仁川空港地域支部長を含む 3人の幹部に逮捕令状が発行された状態だ。

[出処:公共輸送労組仁川空港支部]

全国非正規職労組の幹部らは「仁川空港の用役・外注化は公共の業務を民間に 押し付け、利益中心の企業構造を作るもので、民営化の第一歩」とし「間接 雇用労働者の直接雇用と、民間に委託して運営される構造を変えなければ ならない」と主張した。

続いて「仁川空港の運営主体は当然、仁川空港公社であり、彼らが労働者の 労働権を自由にしている」とし「本当の社長である仁川空港公社社長が 出てきて労働者の労働条件改善について合意しろ」と要求した。

なお今回の宣言には金属労組のソ・サンヨン副委員長とキリュン電子分会のユ・ フンヒ分会長、ドンヒオート社内下請支会のイ・ベギュン支会長、双竜車非正 規支会のソ・メンソプ支会長などをはじめ、起亜車社内下請分会、現代車非正規職 支会、現代重工業社内下請支会、現代製鉄非正規職支会、公共輸送労組国立 オペラ団支部、全国学習誌産業労組、大学労組、全国大学講師労組などの幹部が 共に参加した。

[出処:公共輸送労組仁川空港支部]

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者です。 この記事はニュースセルにも掲載されます。 チャムセサンは筆者が自分で書いた文章の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-23 22:46:57 / Last modified on 2013-12-23 22:46:57 Copyright: Default

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