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鉄道労組18人に追加の逮捕令状...「19日に総決起」

民主労総侵奪に備えて警戒強化、万一の事態に対応

ユン・ジヨン記者 2013.12.18 13:17

警察が鉄道労組組合員18人に対して追加の逮捕令状を請求する方針だ。警察は12月16日にも、鉄道労組幹部10人への逮捕令状を請求しており、これで合計28人の鉄道労働者たちが手配状態に置かれることになった。

警察は12月18日、鉄道労組ストライキを主動したという理由でソウルと首都圏 をはじめ、大田、忠南、忠北、慶北、釜山、慶南、全南、全北などの地域本部 の組合員18人に対し、追加で逮捕令状を請求すると明らかにした。彼らの中には 解雇された組合員ちも含まれているという。

警察は12月16日、指導部10人への逮捕令状を受けて、ソウルの5地域の警察署に 検挙班を編成、強制拘留を始めた。また警察は17日午前、龍山駅の近くにある 鉄道労組本部とソウル地方本部事務室の周辺に警察兵力を配置して押収捜索を 行った。

警察による鉄道労組への強行策のため、鉄道労組の状況室がある民主労総も、 非常事態になった。民主労総は鉄道幹部に対する逮捕令状が請求されたことで、 鉄道労組の状況室がある民主労総の警戒を強化して万一の事態に備えている。

現在、民主労総はカメラマンや警察などの外部の出入を遮断し、民主労総ロビー で座り込んでいる。また民主労総は近い将来、警察の押収捜索と鉄道指導部に 対する強制拘留の可能性を排除せず、事務局を中心として24時間建物内の警備 の強化を行っている。これまで毎日ソウル駅で開いている鉄道民営化阻止キャ ンドル集会も、民主労総の建物の前で毎日午後7時に開く。

▲17日晩、民主労総と市民社会が民主労総の前でキャンドル集会を開催した。

鉄道労組に対する政府の強硬対応が続き、鉄道労組は朴槿恵(パク・クネ)大統領 当選1周年になる19日に総決起闘争を行う計画だ。

鉄道労組は18日午前10時、民主労総で記者会見を行って「強制拘留方針、押収 捜索実施、194人全員に逮捕令状発布検討、汎政府機関長の立て続けの不法スト 規定と強硬対応発言パレードなど、激しい弾圧の脅しが乱舞している」として 「政府機関が強引に不法として、不法攻勢で労働者を抑圧する時代はもう終わ らせるべきだ」と批判した。

続いて「政府は弾圧と強硬対応に頼らず、今からでも対話の場に出てこい」と 要求した。

また「鉄道ストライキを支持して声援を送ってくれる国民の皆さん、政府は 結局、対話を拒否して20日に免許権発布を強行しようとしている」とし「政党、 社会団体、大学生、労働者をはじめ、鉄道民営化に反対するすべての国民は、 12月19日の鉄道労組の大規模2次上京闘争に集まってほしい」と訴えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-19 08:49:10 / Last modified on 2013-12-20 12:12:04 Copyright: Default

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