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鉄道労組に続き...ソウル地下鉄労組も18日にストライキ突入宣言

記者会見中にソウル市庁舎で警察と衝突、「ソウル市と使用者側が破局を呼んだ」

ユン・ジヨン記者 2013.12.09 11:50

12月9日の鉄道労組ストライキに続いて、来る18日にはソウル地下鉄労働者がストライキに突入する展望だ。

ソウル地下鉄労組は12月9日午前10時30分、ソウル市庁舎で記者会見を行って 「ソウル市と使用者側が最後まで解決の努力を無視すれば、12月18日午前9時に 全面ストライキに突入する」と宣言した。

ソウル地下鉄の労働者たちは、12月2日から5日まで、2013年賃金団体協議関連 組合員争議行為賛否投票を実施し、投票参加組合員93.52%のうち85.18%が賛成 し、争議行為突入を可決した。組合員投票には民主労総公共輸送連盟ソウル 地下鉄労働組合(交渉代表労組、賛成率88.77%)と、国民労総所属ソウル・メトロ 地下鉄労組(賛成率84.07%)が参加した。

5日付でソウル地方労働委員会の調停期間が満了し、6日に争議行為申告と必須 維持業務協定によるリスト通知を終えた状況で、早ければ労組は11日以後に 合法的全面ストライキが可能な状態だ。

ソウル地下鉄労組は「法が保障する争議行為を断行する手続きと準備は完了し た」とし「地下鉄ストライキによる社会的波紋を考慮して最後まで対話の努力 を続けるが、労組の努力と忍耐を結局無視すれば、12月18日に全面ストライキ に突入する」と明らかにした。

ソウル地下鉄労使は7月から4か月間、16回の賃金団体協議交渉を進めてきたが、 △退職金削減による補償問題、△定年延長合意履行、△昇進積滞解消に対して 意見の差を狭められず、交渉が決裂した。

また労組は「ソウル地下鉄労使とソウル市はそれぞれ公益委員を推薦し、5か月 ほどで協約に準じる解決法を導出したが、こうした約束と努力は使用者側によ る解決忌避とソウル市の傍観で水泡になった」とし「何度も労使合意を紙切れ にして、労働者の一方的な犠牲を強要しようとするソウル市と使用者側の態度 こそ、破局を呼ぶ第一の理由」と批判した。

この日、労組はソウル市庁内部で記者会見を開く予定だったが、警察がこれを 阻止したため、衝突が発生した。結局、労組は記者会見を始めて10分も経たな いうちに警察によりソウル市庁の外に押し出された。

労組は記者会見文で「ソウル地下鉄労働組合の9千労働者の決然たる選択を抱い て総力闘争をすることを宣言する」とし「私たちの正当で切実な要求を握りつ ぶすのなら、労働組合はストライキをはじめとする団体行動を辞さない。今後 の極限対決と衝突事態の責任は、一次的にソウル市とソウル・メトロ経営陣に あることを警告する」と明らかにした。

一方ソウル地下鉄労組は全面ストライキ予告前の一週間を総力闘争期間と設定 し、争議対策委員会を通じ連鎖デモ、前地下鉄駅舎内宣伝戦、部分ストライキ、 遵法闘争などの団体行動に突入する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-09 16:36:49 / Last modified on 2013-12-09 16:36:49 Copyright: Default

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