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CMC、10年ぶりにまたストライキか

保健医療労組「病院が問題解決に動かなければ10月に全面ストライキ突入」

チョン・ヒョンジン記者 2013.08.30 10:44

「もうわれわれは忍耐に限界を感じています。病院側が最後まで、解雇者の復職問題の解決に動かなければ、来る10月、CMC労組員と保健医療労組は共に全面ストライキに突入します。」

8月28日午前11時、ソウル市瑞草洞の平和ビルの前でCMC(カトリック中央医療院) 解雇者の復職を要求する保健医療労組記者会見が開かれた。

解雇組合員5人をはじめとするCMC労組員と支部長、天主教正義具現全国連合などが 参加したこの日の記者会見で、参加者は解雇者の復職を要求し、経営危機と 医療環境の悪化を口実とする構造調整の威嚇を中断することを要求した。

彼らは「カトリック財団は、11年苦しみ続けている5人の解雇者と組合員に平和 の言葉をかけて、2002年のストライキの傷を互いに治癒しなければならない」 と訴え「10年の忍耐を無視して断絶を続ければ、11年前のあの日のようにスト を覚悟して戦うほかはない」と明らかにした。

▲保健医療労組が28日に瑞草洞平和ビルの前で記者会見を行い、10月15日までに問題解決のための応答がなければ全面ストに突入すると明らかにした。[出処:いまここチョン・ヒョンジン記者]

この日は解雇者5人を中心に始められた平和ビル前のプラカードデモ100回目を 一日前にした日だった。4月8日から彼らは学校法人カトリック学院が問題を 解決するよう訴え、毎日プラカードデモを行い、毎週木曜の午後にはキャンドル・ デモを開いてきた。解雇者たちは一様に断絶を中断し、対話を要請した。

4000日の苦痛と140余日の請願…相変らず聞き入れられないのか

解雇者で、議政府聖母病院元支部長のパク・キウ氏は「初めてデモをした時、 とても寒かったが背筋に汗が流れるのを感じた」とし「われわれはただ、もう 一度働く機会を求めて訴えている」と話した。

またファン・インドク氏は「11年前の今日、われわれは江南聖母病院のロビー で今のように『対話に臨んでくれ』と要求していた。だが10年が過ぎた今でも 同じ状況を体験している」とし「すでに十分に罰を受けた。容赦と和解を語る 教会なのだから、もう対話に出てきてほしい」と話した。

ハン・ヨンムン氏は「当時の責任者がいないと知らんふりを続けるのは、安易 な態度ではないか。労使の和合を望むなら、解雇者の復職がその初めのボタン であることを知らなければならない」と話した。また「今、あの立派なソウル 聖母病院では、何百人もの看護師がきちんと食事も取れずに働いているのに、 責任者はそうした現実を把握も解決もしようとしない」と批判し、「2002年の 時のように、解雇者復職を口実として他の労組員の労働権を認めないのなら、 復職を放棄しても彼らを守る」と宣言した。

この日の記者会見を主催した保健医療労組側は「この前の保健医療労組代議員 大会で、CMC解雇者問題に総力を傾けることを決議した」とし「まだ機会と時間 はあるが、最後まで病院側が応じなければ10月に全面ストをする」と述べた。

まずCMC労組は9月11日、ソウル聖母病院で解雇者復職問題解決を要求する集会 を開き、10月1日に中央労働委員会に調整申請をする予定だ。調停期間が終り、 争議行為が中断される15日までに病院側が解決の意志を見せなければ、10月16 日から全面ストライキに突入する。(記事提携=いまここ)

▲CMC解雇者たち。(左から)パク・キウ、ファン・インドク、キム・ヨンスク、イ・スッキ、ハン・ヨンムン氏。彼らは「あと少しで解雇通知から4000日になる」とし「また働く機会をくれということがそんなに大きな要求か」尋ねた。[出処:いまここチョン・ヒョンジン記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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