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屈することを知らない信念の男、キム・ジョンウ支部長に

[寄稿] 16か月闘ったゴールデンブリッジ証券支部の連帯

キム・ウンジュ(ゴールデンブリッジ証券支部) 2013.08.19 18:39

いつの年よりも暑かった夏、あちこちで猛暑注意報や猛暑警報まで出た8月も、いつのまにか終盤に近づいています。相変らず真昼は暑くても、朝晩に吹く風は秋口のように涼しくなりました。言葉も多く問題も多かった2013年8月、私とわれわれゴールデンブリッジ証券労働者も無事に過ごしていまい。

支部長も、落ち着かない外界の心配はしばらくするのをやめて、適量の食事と 運動でいい体になっはどうでしょうか? 釈放後、支部長のシックスパックを見 ることを期待してみます。そして時々おしゃべりに変身して共に生活する社長 (?)たちと楽しく談笑してストレスを吹き飛ばしてください。おしゃべりは、そ れとなくストレス退治に効果があるのです。幸い、支部長は若返ったかのよう にさらに血色がよくなって、見る人の気持ちまで良くする大笑いを、面会にきた 私たちに見せたでしょう。健康な姿を見せてくれてありがとう。

今日、家に帰る前、少しの間大漢門に寄りました。大漢門の風景は、相変らず ガヤガヤ騒がしいです。市民の通行の邪魔だと話かける霊魂のない警官たちは、 花壇を守ることに余念がありません。市民喪主団と、1人デモに参加してくれる 市民は絶えることなくその場を守ってくれています。もう132回目のミサが奉献 される今日も、神父さん、修道女さん、そして信者が国家と資本から弾圧され る解雇者が一日もはやく職場に戻れるように、切実な気持ちで祈ってくれてい ます。今日は8.24双竜車汎国民大会組織委員申し込みの締め切りなので、鉄塔 で闘争したポク・キソン同志に申し込みは多かったかと尋ねると「思ったより 多い!!」と短く太く答えてくれて突然行ってしまいました。双竜車の仲間たち は、いつもそんなに忙しく過ごしているそうです。存在だけで双竜車の仲間ば かりか闘う人すべての強固なしんばり棒になってくれたキム・ジョンウ支部長 の拘束決定を聞いて、多くの仲間が落胆して怒りました。また、双竜車の仲間 が萎縮して落ち込んだらどうしようという心配も先立ちます。しかし支部長の 空席と役割まで守って戦うと確かめあう仲間たちの力で、大漢門はしっかり守 られています。さらに頑張って戦う双竜車の仲間たちを見て、私も弱くなる気持ち を正す努力をしようと思います。

会社の金を好き勝手に動かし、それに対し正当な問題提起する労働組合を弾圧 するイ・サンジュン会長に対抗してストライキ闘争を始めてからもう480日を越 えました。しかし労組活動家だったイ・サンジュン会長は、まだきちんと交渉 もせず、困難な経営は労働組合が悪いかのように糊塗しています。先日は株価 操作の犯罪まで行ったことが明らかになり、会社はますます苦しくなっている のに、本人の責任ではないかのように頑張っています。われわれ組合員たちは、 苦しくてもゴールデンブリッジ証券の正常化のために16か月戦ってきました。 しかし1か月で終わるストライキだと思っていたのに、こんなに長いストライキ になるとは誰も予想できませんでした。ストライキが長引き、組合員は生活苦 と家庭不和などで、とても苦しんでいるのは事実です。

私たちの主張は正しいのですから犯罪のデパート、イ・サンジュン会長の蛮行 に必ず勝利したいのですが、組合員が生活苦でさらに苦しくなる状況で、どう するべきか悩み、先日からゴールデンブリッジ証券労働者の闘争基金を作るた めの「希望ナヌム債権」を発行するようになりました。なぜ闘争基金を債権で 発行するのか気になるのでしょうか? その理由は、必ず返すという意志の表現 です。もし返せなかったり返す意思がないのなら、ただ募金の形で集めようと したでしょう。必ず労働組合を死守し、勝利するという、それで必ず返そうと いう意志だと思ってくだされば有難いです。組合員たちは動揺することなく 500日近いストライキ闘争を戦っていて、ますますあらわれる不道徳で不法なイ・ サンジュン会長の醜悪な態度が、私たちが勝利を楽観する根拠だと考えます。 また、多くの市民団体と政界も労働組合の主張に味方し、支援を惜しまないの も自信を持っているもうひとつの根拠です。労働組合の口を塞ぎ、弾圧するた めに動員された創造コンサルティング、用役チンピラとの戦いにも、組合員た ちは力いっぱい戦い、私たちだけの闘争に埋没せず他の闘争事業場との連帯を 怠らなかったことも16か月のストライキ闘争の自慢で、勝利の重要な根拠だと 考えます。どうですか? 聞いて見ると支部長も債権を購入すべきだと思うでしょ うか? 領置金でも可能だそうです。 数日前の光復節、誕生日をむかえた支部長の演歌を歌う姿を見たいですね。 FaceBookで多くの人が写真を書き込み、支部長をなつかしんでいました。から だは離れていても、心だけでも一緒にしたい気持ち、すべての仲間たちの気持ち のようでした。

8月24日の双竜車汎国民大会を多くの人達が一生懸命に準備しています。9月の 国会では必ず国政調査を実施して、解雇者の復職、非正規職の正規職化が前倒 しされるように、私も組合員も参加します。1万人を越える労働者と市民が集まっ て双竜車問題を少しずつではなく、今すぐ解決しなければと要求します。まだ 残暑は厳しいですが、また会える日まで健康でお過ごしになることを願い、 支部長、ぜひ素晴らしい体になって出てきて下さい。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-08-20 20:32:19 / Last modified on 2013-08-20 20:32:19 Copyright: Default

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