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チェ・ビョンスン、「鉄塔から降りる今朝、悲しくてくやしい」

「一人で正規職なるのが恐ろしかった…組合員と共に行く」

キム・ヨンウク記者 2013.08.08 10:53

現代車不法派遣撤廃、非正規職の正規職化を要求して、296日間鉄塔高空籠城を行い、今日(8月8日)座り込みを解除することにしたチェ・ビョンスン現代車非正規職労組組合員は、「鉄塔から降りる今朝は、悲しくてくやしい」と話した。

チェ・ビョンスン氏はこの日午前、CBSラジオの「キム・ヒョンジョンのニュース ショー」のインタビューで「何か整理したいが世の中の壁は高いという気がして 悲しい」とし「大法院の判決を受けて多くのものを投げ、少なくとも法的な評決 の実行を要求したのに、何も解決せず私たちの力不足で降りて行くとのはとても 悲しくてくやしい」と心境を伝えた。

チェ・ビョンスン氏は、大法院から現代車正規職という判決を受けたが、自分の ように正規職と同じ仕事をする非正規職は、最高裁判決の精神により正規職化 すべきだと要求してきた。現代車もチェ氏が座り込みを解除して降りてくれば 正規職として受け入れるといったが、一人だけの正規職化を拒否して座り込みを 続けてきた。

これについてチェ・ビョンスン氏は「10年間、大法院の判決も、色々な法的な 争いも、自分一人でしたわけではなく、(非正規職労組)組合員と共にしたので 私だけがそのように(正規職に)なるのが恐ろしくもあった」とし「今も恐ろし いが、とにかく(組合員たちと)共に行く方案を持続的に作り出したい」と 明らかにした。

チェ・ビョンスン氏は座り込み解除の決定については「座り込み期間が長くなり、 からだも気持ちも楽ではなかった」とし「戦いが続きそうなので、少し体力がある 時に降りて、からだを保護してこれからまた闘わなければならないようなので、 不満足だが決定した」と明らかにした。

チェ・ビョンスン氏は「多くの人が支持してくれて、孤立感と孤独はとても いやされたが、労働者が処している現実の壁はとても高く、壁の前でどうすれば いいのかわからない状況が一番苦しかったようだ」と惜しみを吐露した。

チェ氏は今回の座り込みで裁判所が座込者1人当り一日30万ウォンの罰金処分を 下したことについて「金がなく、そのまま監獄に入って身を粉にするしかない」 とし「座り込みをして、多くの人が私たちの闘争に関心を持ってくれて、支持 してくれたので、私たちはとにかくやるだけのことはあった戦いだったと思う」 と述べた。

一方、民主労総は現代車鉄塔座り込み解除について「今は政府と現代車が答え なければならない」と要求した。民主労総はこの日、論評を通じて「チョン・ ウィボン、チェ・ビョンスンの二人の組合員が耐えられなかったのは、酷寒や 猛暑ではなく、政権と資本、言論まで結集した親財閥・反労働の態度だった」 とし「財閥企業の不法不当行為は目を塞いだり軽い処罰で、労働者の切迫した 叫びは厳しく処断するのなら、われわれは抵抗して闘うしかない」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-08-08 21:14:18 / Last modified on 2013-08-08 21:14:19 Copyright: Default

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