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現代車非正規職、鉄塔座り込みを8日に中止

チェ・ビョンスン、チョン・ウィボン「力が残っている時に降りて、また闘争する」

蔚山ジャーナル 2013.08.07 14:45

現代車非正規職支会チェ・ビョンスン、チョン・ウィボン二人の労働者が296日間の送電塔高空籠城を終え、明日(8月8日)降りることを決めた。チェ・ビョンスン、チョン・ウィボン氏は8月7日午後2時、自分のSNSで高空籠城の中断を知らせた。

二人は「まだ私たちの健康は耐えられるが、力が残っている時に降りて、警察 の調査を受け、また現場で不法派遣闘争に参加する」とし「長い間、悩んで 共に議論した後、支会と相談して決めた」と話した。二人は降りれば直ちに 警察署に出頭して刑事問題を終わらせて、終わらない不法派遣闘争に参加すると 明らかにした。

二人は昨年の秋から今年の夏まで、25m高さの送電鉄塔で四季を過ごした。 二人は10年間、労働部と裁判所の決定を履行しない現代車を圧迫するために 座り込みを始めた。二人は大法院の判決のとおりに現代車が工場の中で働く 社内下請労働者を正規職に転換しろと主張してきた。

二人の高空籠城中断は、健康上の理由と言われ、現代車非正規職支会は7日以後 の対策を議論している。現代車希望バスを準備してきた企画団は8日午前、蔚山 に出発し、二人が降りる現場に参加することにした。

二人は座り込みから200日を越える頃から腰痛などを訴え、間けつ的に漢方医の 診療を受けてきた。二人は狭い空間で腰を伸ばせず腰痛が深刻になり、現場の 交渉不振などが重なって、心理的な混乱も多かった。

実際、7月20日の現代車希望バスの時は、チョン・ウィボン支会事務長の状態が 悪く、座り込み中断を議論していた。高空で孤立した状況も二人を圧迫した。

二人は昨年10月17日夜9時30分頃、現代車蔚山工場ミョンチョン裏門前の駐車場 にある送電塔に上り、高空籠城を始めた。座り込み200日を越えた今春から二人 は全国の数百万の間接雇用労働者たちの正規職化闘争の象徴になった。

二人が座り込みを終わらせることで、10年続く現代車の不法派遣問題が新しい 局面を迎えるようになった。

二人が所属する非正規職支会は、7月20日の希望バスの時に労使が衝突したこと により、パク・ヒョンジェ支会長は手配されており、カン・ヨンソク首席副支会長は 拘束された。チョン・ウィボン事務長は、チェ氏と共に高空籠城を行っている。 二人が降りてくれば、警察の調査と共に拘束の可否が決定されるため、当分は 活動できない。

手配中のパク・ヒョンジェ支会長は、9月頃に任期が終わる。パク・ヒョンジェ 支会長が選出される前、非正規職支会は1年半指導部を構成できずに二回の非常 対策委員会体系で動いていた。7月20日の希望バスの時の衝突を理由として会社 が支会を猛非難し、当分、労使交渉は難しい展望だ。

正規職労組(支部)も、今年の交渉には団体協約更新まで重なっているが、賃金 団体協議でも糸口を見つけられない。こうした中、正規職労組は9月末の支部長 選挙を控えていて、非正規職問題に集中するのが難しい条件だ。上級団体の 金属労組も9月末、同じ時期に委員長を新しく選出する。

チェ・ビョンスン氏は7日の01時に自分の心境を込めて「私が正しい判断をして いるのか? 何か重要なものを壊したような感じ。私はまたそうしてしまった。 それはやめてくれと哀願したのに私はまたそうしてしまった。つらい」と書いた。

民主労総蔚山本部は「残念だが二人の労働者の決定を尊重する」とし「現代車 不法派遣非正規職の正規職転換闘争を続ける」と明らかにした。民主労総は、 二人の座り込み300日になる12日に嶺南圏労働者大会を準備してきた。民主労総 蔚山本部は12日の大会を延期する方向で検討している。

8月31日に蔚山行を決めた希望バス企画団は、二人の座り込み中断とは無関係に 現代車不法派遣中断と正規職転換を要求する「現代車希望バス」を続けること にした。企画団の関係者は「31日に蔚山に行くか、ソウルで良才洞現代起亜車 本社と光化門一帯で開くのかは、7日夜に会議を開いて決める」と明らかにした。

2年前、民主労総釜山本部のキム・ジンスク指導委員も2011年1月に韓進重工業 影島造船所の中にある85号クレーンの上で高空籠城を行い、309日目に降りてきた。 当時、キム・ジンスク指導委員は自分が解雇された韓進重工業が大規模な構造 調整を断行しようとしたため、これを防ぐために高空籠城を始めた。

2011年6月にキム・ジンスク指導委員を応援する希望バスが出発し、釜山(4回) とソウル(1回)、合計5回の希望バス・イベントを行い、韓進重工業の趙南鎬 (チョ・ナモ)会長を国会聴聞会場に引き出し、労使が合意した。(記事提携= 蔚山ジャーナル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-08-08 01:31:42 / Last modified on 2013-08-08 01:31:43 Copyright: Default

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