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「10日、12日のストライキまで走って行こう」

3日、労組拡大幹部スト…3千人闘争勝利決意大会

カン・ジョンジュ(金属労組) 2013.07.04 10:55

金属労組が2013年の本格闘争を始めた。労組は7月3日に拡大幹部ストライキを行い、上京闘争を繰り広げた。

この日、全国から集まった約3千人の組合員は、ソウル駅で「非正規職撤廃、 元下請不公正取り引き根絶、労働弾圧朴槿恵政権糾弾2013年闘争勝利全国金属 労働者決意大会」を開いた。労組はこの日の拡大幹部ストライキを始め、10日と 12日に四時間の全組合員ストライキを行う予定だ。

この日、労組幹部らは決意大会の前にソウル市庁前の大漢門に集まりデモ行進 を始める予定だった。警察は車壁を作り、兵力を動員して大漢門に組合員が集 まることを防いだ。結局、組合員たちは市庁広場近くの道路に集まり、乙支路、 明洞を通り、ソウル駅までデモ行進した。組合員たちはデモ行進をしながら、 ソウル市民に朴槿恵政権の労働弾圧と労組の今年闘争要求案を宣伝した。

▲7月3日上京闘争を行った労組拡大幹部と組合員たちが「非正規職撤廃、元下請不公正取り引き根絶、労働弾圧朴槿恵政府糾弾2013年闘争勝利全国金属労働者決意大会」が開かれるソウル駅広場へとデモ行進している。[出処:シン・ドンジュン]

ソウル駅広場で進められたこの日の大会で、パク・サンチョル労組委員長は 「経済人総連が労組の7月ストライキを不法ストライキだとして告訴・告発し、 損賠請求をしろと対応指針を下した」とし「最も率先して法を犯している犯罪 集団の経済人総連に、法と原則を話す資格があるか」と糾弾した。

続いて朴委員長は「金属労組が今年をどう戦うかに全労働者の生活がかかっている」 とし「10日、12日の全面ストライキと、20日には蔚山現代車非正規職鉄塔闘争を 予告している。私たちがまさに民主労総だという気持ちで戦い、必ず勝利しよう」 と強調した。

ムン・ヨンムン現代車支部長とパク・ヒョンジェ現代車蔚山非正規職支会長が 共に舞台に上がり、非正規職撤廃闘争への決意を述べた。パク・ヒョンジェ 支会長は「12日、また現場ラインを止めて正規職転換闘争を行う」とし 「金属労組と現代車支部、非正規職支会がみんなしっかり団結して、工場を 止めて勝利する」と声を高めた。ムン・ヨンムン支部長も「不法派遣闘争10年だ。 まだ解決できないが、今こそ一つに団結し、闘争して勝利しよう」と強調した。

▲7月3日、ソウル駅広場で開かれた「非正規職撤廃、元下請不公正取り引き根絶、労働弾圧朴槿恵政権糾弾2013年闘争勝利全国金属労働者決意大会」で、パク・サンチョル労組委員長が経済人総連の金属労組ストライキ対応指針を手に持ってこれを強く糾弾している。[出処:シン・ドンジュン]

この日の決意大会では、金属労組に入ってきた新しい仲間たちの挨拶が続いた。 新規事業場のソン・ギルス慶州支部MSオートテック支会長は、「6月19日に金属 労組に加入した。会長が絶対に労組を認めないといったが、慶州支部の仲間と 現場闘争を行なって勝利した」と経過を語った。ソン支会長は「御用労組の下 で、十何年も迫害されて暮らしてきた労働者たちが金属労組に加入した。やっと 民主労組の旗たてたのだから、絶対にこの旗を降ろさないように闘争する」と 決意を明らかにした。

最近、サムスン電子サービス支会設立を宣言したウィ・ヨンイル サムスン電子 サービス支会準備委員長も舞台に上がった。ウィ委員長は「今も全国の高層ビル で安全装置一つなく働き、休暇もなく劣悪な中で働くサムスン電子サービスの 労働者たちがいる。この仲間を代表して、全国金属労組の仲間たちと共に最後まで 闘争する」と宣言した。

労組はこの日の拡大幹部決意大会の前に、ソウル支部京畿北部地域支会トボン 整備分会と釜山梁山支部スカニア・コリア支会闘争を行った。ソウル、京畿、 仁川の韓国GM、双竜車支部は、韓国GM富平工場の前で偽装廃業粉砕と雇用継承 争奪のために2か月以上闘争しているトボン整備労働者たちと共同闘争を行った。

会社は4月30日に偽装廃業した後、金属労組所属の組合員だけを解雇した。 名ばかり社長を前に出し、堂々と新法人を設立して事業を続けている。この日で 64日目、7人の組合員が座り込み、雇用継承を要求している。

▲7月3日「非正規職撤廃、元下請不公正取り引き根絶、労働弾圧朴槿恵政権糾弾2013年闘争勝利全国金属労働者決意大会」で労組役員、各支部長らが闘争を決意して金属労組歌を歌った。[出処:シン・ドンジュン]

シン・ドンジン京畿北部地域支会長は「トボン整備事業所の土地も韓国GMの 土地で、韓国GMの許可がなければ事業ができない」とし「この状況が発生した 理由は、韓国GMが整備事業者の不法を提起せず、正常化しないまま事業権を 譲渡したためだ。韓国GMが責任を取り、事態を解決しなければならない」と要求した。

トボン整備分会の組合員たちは決意大会の後、韓国GM富平工場西門前にテント を設置した。警察は一時間ほどでテントを撤去した。組合員たちはここで野宿 座り込みを続け、韓国GMが責任を持って事態の解決に動くよう要求する闘争を 繰り広げる計画だ。

3日の13時、スカニア・コリア本社が入居しているソウル市駅三洞建設会館の前 には、大邱支部と釜山梁山支部拡大幹部、スカニア・コリア支会組合員たちが 集まった。労組をなくすために弾圧と構造調整を行うカイヘリック・パルム社長 を糾弾するためだ。

釜山梁山支部の連帯要請を大邱支部が受け入れ、二つの支部が共に闘争を展開 した。二つの支部の組合員たちは、パク・テヨン支会長の闘争経過報告を聞き、 スカニア・コリア支会闘争が勝利するまで共に関心を持って連帯すると宣言した。

支会は昨年3月に就任したカイヘリック・パルム社長が2012年の賃金団体協議 に出ず、販売労働者強制ディーラー化と転換配置、整備工場非正規職化、 組み立てセンター組合員の転換配置の試みなどで雇用不安を造成し、構造調整で 支会破壊を試みていると明らかにした。(記事提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-04 23:23:38 / Last modified on 2013-07-04 23:23:39 Copyright: Default

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