2万の建設労働者が全面ストライキ...ソウルに集結

27日0時から建設労組・プラント建設労組が無期限ストライキに突入

民主労総建設労組とプラント建設労組が6月27日0時から、共同無期限全面ストライキに突入し、2万の労組組合員がソウルに集結する。

労組は建設現場に蔓延している不法行為と重大災害根絶のために、6月27日から 無期限全面ストライキに突入すると予告してきた。

建設労働者たちは今日の午後2時にソウルの西大門独立公園に集まり、市庁広場 までデモ行進した後、午後4時にソウル市庁広場で全面ストライキ闘争勝利を 祈る大規模集会を開く。

労組交渉団と国土交通部、雇用労働部の関係者は6月27日午前の段階で交渉中だが、 労組は交渉と闘争を併行するという立場で、全面ストライキの日程をそのまま 進めるものと見られる。

これに関して労組は「当日予定されている政府との交渉が決裂した時、2万の 建設労働者の全面ストライキは威力的な闘争に転換され、これにより発生する すべての責任は全的に政府にある」と明らかにした。

［出処:建設労組］

無期限全面ストライキ集会が開かれることで、現在平昌冬季オリンピック競技場 の工事などの国策事業現場をはじめ、全国1200余りの主な建設現場の工事に支障が 避けられない展望だ。

労組は「世界ユニバーシアード大会、アジア競技大会、世宗特別自治市の建設 現場など、国策事業現場を含み、LH事業団の現場、道路公社の現場および全国 建築の現場が27日0時付けで止まった」と伝えた。

建設労組は、△特殊雇用労働者の労働基本権保障と労災保険全面適用、△建設 現場の透明化と総合的な建設技能者の育成および支援対策の用意、△複数労組 窓口単一化制度の廃止および産別労組の自主的交渉保障、△不払い防止のための 賃金、賃貸料支給確認制度の即時法制化、△建設労働者退職共済制度適用対象の 拡大および共済掛け金現実化、△安全な建設現場のための根本対策用意などを 要求している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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