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建設労組タワークレーン25日0時にストライキ突入

「死なず、怪我をせず働く権利」...建設労働者全面スト拡大するか

チョン・ジェウン記者 2013.06.23 21:16

民主労総全国建設労組に所属するタワークレーン労働者たちが6月25日0時から全面ストライキに突入する。

6月27日、建設労組とプラント建設労組が共同全面ストライキを始める中で労組 傘下のタワークレーン分科委員会が賃金および団体協約(賃金団体協議)交渉最終 決裂でまずストライキを行い、建設産業労働者のストライキの規模が大きくなるものと 予想される。

建設労組はタワークレーン分科委員会の争議行為賛否投票の結果、 在籍人数の76.6%の賛成でストライキに突入すると明らかにした。

労組と使用者団体(タワークレーン・レンタル会社)と今年の賃金団体協議を締結 するために、6月13日まで9回も団体交渉を行ったが、使用者団体の反対で合意に 失敗し、中央労働委員会が調整中止を決めた。

[出処:建設労組]

タワークレーン労働者たちは、タワークレーンのレンタル会社に、△3トン未満 の無人タワークレーンの不法改造禁止、△タワークレーン壁体支持固定方式適用、 △危険手当支給、△退職金支給、△建設機械管理法により建設会社とタワークレーン 賃貸社間の建設機械賃貸借標準契約書作成を要求した。

政府には、△3トン未満の無人軽量タワークレーンの建設機械登録、△タワー クレーン運行風速下降改正、△タワークレーン操縦士専門信号手制度導入、 △建設技能者法制定を要求した。

労組は「タワークレーン一台につき100〜200人の建設労働者が関係している。 タワークレーンは骨組の工程で資材を引き上げ移動する核心的装備だ」として 「だがタワークレーンを操縦する労働者たちは『現場で死にたくない』と 作業環境の改善を訴えている」と伝えた。

また労組は「タワークレーン労働者たちは、新しい現場で雇用され、現場での 仕事が終われば雇用がなくなる常時的な雇用不安、3〜4か月もの待機期間など 反復的な失業を体験している」と明らかにした。

続いて労組は「タワークレーン労働者たちがストライキに突入すれば革新都市 建設現場と平昌冬季オリンピック、世宗新都市、東豆川火力発電、蔚山火力発電 などの全国の主要工事現場での工事が止まる」とし「タワークレーンに10年 乗っても、20年乗っても、空に上がる恐怖は同じだ。労働者たちは死なず、怪我を せず働く権利がある」と主張した。

タワークレーン分科委員会は6月26日午後1時に世宗政府庁舎の前でストライキ 出征式を開いた後、27日の建設労組全面ストライキに合流する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-24 22:01:56 / Last modified on 2013-06-24 22:01:57 Copyright: Default

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