本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:双竜車-現代車の労働者が青瓦台前で共同野宿座り込みに突入
Home 検索
 


双竜車-現代車の労働者が青瓦台前で共同野宿座り込みに突入

双竜車国政調査、現代車不法派遣正規職化を要求…「朴槿恵政権が解決しろ」

チョン・ジェウン記者 2013.05.30 13:23

双竜車の解雇者、現代車の非正規職労働者が5月30日午前11時、青瓦台前の清雲洞事務所の前で記者会見を行い、青瓦台前での3日間の野宿座り込みに突入した。彼らは朴槿恵政権に対し、双竜車国政調査の実施と解雇者復職、現代車大法院不法派遣の判定による社内下請労働者の即時正規職化を要求した。

双竜車、現代車を筆頭として提起された整理解雇、不法派遣の問題は、労働界 最大の問題の一つで、政府次元で解決すべき懸案に浮上して久しい。

双竜車は現在、2009年の大規模整理解雇から4年間闘争を続けている。昨年の国会 聴聞会で会計操作、計画倒産といった整理解雇の不当性が明らかになった。 これまで24人の解雇者とその家族が死亡し、ソウルの大漢門に焼香所を設置して 長期間の座り込みをしている。

また、双竜車は2月に政界が与野協議体を構成した後、現在まで特別な仲裁案を 出せず、国政調査の要求がさらに強まっている。与野6者協議体は、5月末まで 稼動する。

現代車に対し、労働部は2004年、127の社内下請業者の1万人の非正規職労働者 を不法派遣と判定した。2007年6月1日、ソウル中央地方法院は不法と判決し、 2010年7月22日、大法院が再度確認した。不法派遣は確定したが会社が非正規職 を正規職化する方針を出さないため、彼らは10年間の長期闘争を続けている。

彼らは現在、現代車蔚山工場前の送電塔で226日間の高空籠城、現代車の良才洞 本社前で39日目野宿座り込みを続けており、△不法派遣労働者の即時正規職化、 △現代車は大法院判決により社内下請制度廃止方案を提示、△不法主犯の鄭夢九 (チョン・モング)現代車会長の拘束を要求している。

記者会見団は「現代車の鄭夢九会長の財産は10倍に増え、2012年の売上は84兆 4697億ウォン、当期純利益は9兆563億ウォンという実績を上げた」として、 「現代車の非正規職労働者が主張する正規職転換費用は3000億ウォン未満だ。 現代車の当期純利益の1/30を使うだけで非正規職を正規職に転換できるのに、 現代車は派遣法に違反して大法院判決も守らずにいる」と非難した。

それと共に彼らは「朴槿恵政権は鄭夢九会長を拘束処罰しろ」とし「大法院の 判決も守らない鄭夢九に免罪符を与え、罰することなく経済民主化を云々する のは詐欺だ」と批判した。

続いて彼らは「朴槿恵大統領が大統領選挙で約束した2009年の双竜車会計操作 と不法整理解雇、国家暴力に対する国政調査の約束は守られていない」とし、 国政調査実施を要求した。現在、政府は双竜車汎国民対策委の面談要請も拒否 している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-31 20:52:18 / Last modified on 2013-05-31 20:52:18 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について