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会社の懐柔にもCJ大韓通運ストが拡大…物流大乱の兆し

「ストで倉庫に物流あふれても放置」...公共輸送労組が「支持声明」

ユン・ジヨン記者 2013.05.09 15:55

5月4日に始まったCJ大韓通運宅配ドライバーのストライキが6日間で全国に広がっている。CJ大韓通運非常対策委員会(非常対策委)は現在、全国巡回によるストライキ参加の呼び掛けとハンスト、宣伝戦等を通じ、ストライキを拡大させている。

[出処:CJ大韓通運非常対策委]

非常対策委によれば、5月9日午前までに仁川、ソウル馬川、始華、富川、昌原、 清州、蔚山、全州、光州、天安、牙山など、全国で約千台がストライキに参加 している。CJ大韓通運の忠清圏の宅配ドライバーと蔚山地域のドライバーは、 自主的に記者会見を行って配送手数料の値上げとペナルティ制度の廃止を要求 してストライキ突入を宣言した。

非常対策委は「全国を巡回してストライキへの参加を訴えており、10日からは 現在以外の首都圏地域のストライキ参加が予想される」と説明した。現在非常 対策委に所属する宅配ドライバーは9日の午前からソウルの各地域で車両30台を 投入し、ストライキへの参加を訴える宣伝戦を行っている。

またイ・サンヨン非常対策委ソウル代表は5月8日の夜から3日間、CJ大韓通運の 本社前で野宿ハンストを続けている。非常対策委が確認した内容によれば京畿 など一部の地域で今回のストライキで消化できない物流が倉庫にあふれているが、 放置されているという。

[出処:CJ大韓通運非常対策委]

非常対策委は「CJ大韓通運は、ストライキで物量を消化できず、一部自家用車、 貨物、バイク便、コールバン車両を利用して配送しようとしている」として、 「これは明らかに自動車運送事業法の違反で、採証をして告訴、告発する予定」 と明らかにした。

民主労総公共輸送労組、連盟は、CJ大韓通運宅配ストライキの支持声明を発表 し、全面的な支援に動くと明らかにした。

公共輸送労組連盟は5月9日、声明書で「事態の発端は、一方的に引き下げされ た運送手数料とペナルティ制度にあるが、CJ大韓通運が共生すべき宅配労働者 を搾取の対象としか見ていないことが本質的な問題」とし「したがって、宅配 ストライキを一日も早く解決するためにはCJ大韓通運が直接交渉に出て事態の 解決に動かなければならない」と声を高めた。

続いて「公共輸送労組貨物連帯光州支部は、6日からこのストライキに参加して いる」とし「公共輸送労組、連盟は、宅配労働者のストライキ勝利のために、 あらゆる支援を惜しまず、最後まで連帯する」と明らかにした。

一方、ドライバーのストライキが広がり、CJ大韓通運使用者側は8日に立場を発表 し、手数料の引き下げは「事実無根」とし「現在、当社が支払っている平均宅配 手数料は業界最高水準」だと明らかにした。また、一方的なペナルティ制度に ついても「統合以後、宅配ドライバーにペナルティを賦課した例は一件もなく、 今後も金銭的なペナルティは適用しない方針」と明らかにした。

しかしこれに対して非常対策委は「言及する価値がない」とし「宅配ドライバー は恩恵授与的な携帯メッセージや言論プレーではなく、実質的な対話と交渉で なければストライキを中断しない」という意向を明らかにした。

非常対策委は5月7日、地域別の代表者が集まった全国会議で、△配送手数料 950ウォン引き上げ、△ペナルティ制度廃止、△事故処理責任転嫁禁止など12 項目の要求を確定し、会社側に即刻交渉を要求した。

[出処:CJ大韓通運非常対策委]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-10 09:42:32 / Last modified on 2013-05-10 09:42:33 Copyright: Default

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