双竜車ムン・ギジュ支会長、健康悪化で鉄塔を降りる

座り込み116日目、緑色病院に入院…ハン・サンギュン、ポク・キソン座り込み継続

鉄塔座り込み116日目で、ムン・ギジュ整備支会長の健康状態が深刻になり、鉄塔から降りた。

116日間送電塔での座り込みを続けている3人への医療スタッフの診療は、55日 目の1月11日と99日目の2月26日の二回、行われた。すでに2次検診の結果、3人 の健康状態が極度に悪化している状況だった。

イ・ミョンハ人道主義実践協議幹事は「ムン・ギジュ支会長は医療スタッフの 1次診療の時には腕が使えたが、2次診療の時にはもう腕を使うのが難しい状態 だった。睡眠障害と腕の痛みのため、ほとんど睡眠が取れなかったと理解して いる」とし「正確な状態は緑色病院で精密検査をしなければわからない」と明 らかにした。

［出処:ニュースセル］

また三人の健康状態については「鉄塔の座込場が狭く、支持する空間がない。 運動もできず、ストレッチングもきちんとできない空間に100日以上いるので、 ますます悪化している」とし「三人とも腰の痛みをはじめ筋骨格系の問題があり、 睡眠障害と血圧問題など、座り込み後に発病した症状がある」と明らかにした。

キム・ドクジュン双竜車支部主席副支部長は「今朝6時30分にハン・サンギュン 前支部長から、ムン・ギジュ支会長の健康状態が深刻だという電話を受けた」 と説明した。15日午後1時頃から金属労組双竜車支部と双竜車汎国民対策会議、 医療スタッフが対策を議論した結果、『特に健康に深刻な障害があるムン・ギ ジュ整備支会長が鉄塔座り込みを続けるのは不可能』と判断した。

午後2時、医療スタッフが送電塔に上がったが、ムン・ギジュ整備支会長が座り 込みを続けるという意志を曲げず、双竜車支部と双竜車支部が1時間ほど説得し、 午後3時過ぎにムン・ギジュ支会長が鉄塔から降りた。

［出処:ニュースセル］

民主統合党の洪永杓(ホン・ヨンピョ)、殷秀美(ウン・スミ)議員が現場を訪問 し、健康状態が悪いハン・サンギュン、ポク・キソン氏も鉄塔を降りるよう 説得したが、2人は座り込みを続けると立場を明らかにした。

座込者3人を直接診療した医療スタッフによれば、ムン・ギジュ支会長をはじめ、 3人とも深刻な不眠症、心臓と肺機能低下と自律神経系の異常兆候を示している。 特にムン・ギジュ整備支会長は左側肩衝突症候群と棘上靭帯の部分破裂症が あり、片腕が使えない。ポク・キソン非正規職主席副支会長も左側腰ディスク (腰椎部神経根症)症状があり、ハン・サンギュン前支部長は起立性低血圧 (110/60)症状と、収監生活でかかった凍傷が再発し、右足の指と足の裏の症状 がさらに深刻になっているという。

現在、ムン・ギジュ支会長はソウル、面牧洞緑色病院に搬送されている。 精密検査の後、正確な状態診断が出される予定だ。

［出処:ニュースセル］

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ハン・サンギュン前支部長は「大漢門で、キム・ジョンウ支部長が40日以上の ハンストをして倒れた時、何でもすると決意し、三人が共に送電塔に上がった。 大統領選挙で約束した国政調査が破棄される過程は、私たちの希望が絶望に変 わる時間だった。寒い冬と心理的な圧迫でムン・ギジュ同志はとても心を痛め ていて、痛みで夜眠れなかった。痛みに耐えて座り込みを続けようとするムン・ ギジュ同志の姿を見ているのは、私たちもとてもつらい時間だった」と説明した。

続いて「上で安全に過ごし、共に手を取って工場に行こうと思っていたが、何 の決定も見ずにムン・ギジュ同志の健康が悪化し、下ろすことになったのでつ らい」とし、しかし「私とポク・キソン同志も平常の健康状態ほどではないが、 この戦いに決着をつけたい。どんな名分より、死を防ぐという切迫感が一番大 きい。健康に注意し、これ以上の整理解雇による死を出さないように力強く耐 え抜く」と心境を伝えた。

キム・テヨン双竜車氾国民対策委状況室長は「双竜車問題を解決するための彼 らの闘争はいつも保護されなければならない。私たちの闘争は、生きるための 闘争だ。残った2人の仲間も、高圧電流による後遺症がいつ現れるかもしれない 深刻な状況だ」とし「朴槿恵政権にぜひ双竜車問題を解決するよう、さらに強 く拡大した闘争を展開する」と明らかにした。(記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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