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生コン労働者3600人がスト休業...「奴婢契約に我慢できない」

28日から18の首都圏地域で休業に突入...都心デモ行進、集会開催

ユン・ジヨン記者 2013.10.25 15:31

10月28日から首都圏の生コン労働者約3600人がストライキ休業に突入する。長時間労働による延長手当ての支払いと生活賃金保障、奴隷契約と違わない請負契約書問題などを解決するためだ。

全国生コン運送総連合会(生コン総連合会)は10月25日午前10時、国会前で記者 会見を行い「強い闘争を伴うストライキ休業を行う」と明らかにした。これに より、ソウル、仁川、金浦、富川など首都圏18の地域にある約3600人の生コン 労働者が10月28日深夜12時からストライキ休業に突入する予定だ。

月収入270万ウォン、実質賃金は115万ウォン...155万ウォンはどこに?

現在、生コン労働者たちは、△生コン適正運送料45000ウォン争奪、△生コン早出、 深夜、延長手当て支給、△生コン奴婢契約請負契約書廃止を要求事項に掲げている。

生コン総連合会は「約8年間、生コン運送料が停滞して時間が過ぎるほど生活の 質が低下している」とし「また一日10時間以上の長時間労働に苦しんでいるが、 8時間労働以外の延長、深夜手当ては支払われない」と明らかにした。

実際生コン労働者たちは、1回の運送料として平均3万2500ウォンが支払われる。 1か月平均の運送回数は85回で、月平均収入は276万2500ウォン程度だ。問題は 労働者の手取り実質賃金が月収入の50%にもならない点だ。「特殊雇用労働者」 という職群に分類され、運送によるすべての費用と保険料も自分で負担しなけ ればならないためだ。

生コン総連合会首都圏共同闘争本部のヤン・ジェドゥ状況室長は「生コン車両 の値段1億ウォンの減価償却費と銀行の利子を毎月払い、タイヤ交替や修理費、 自動車保険などの運送による費用も労働者が負担している。また、「特殊雇用 労働者」なので保険も適用されず、国民年金や地域医療保険料などが月給から 引かれると手取りはせいぜい115万ウォン程度」とし「運搬単価は上がらないの に、タイヤ交換、修理費などの費用は2004年より4倍も上がった」と説明した。

その上、10時間以上の長時間労働が慣行のように続いているのに、延長、深夜 手当ても支払われない。ヤン・ジェドゥ状況室長は「午前3時に早期出勤したり、 道路公社などで夜間作業する時も多く、待機時間も長い」とし「一日に15〜16 時間の長時間労働をしているのに早出、延長、夜間手当ても受け取れない」と 吐露した。

「団結闘争」の鉢巻き巻けば「損害賠償」請求? ひどい「奴隷契約」

生コン労働者たちの請負契約書は、甲乙関係を越えた「奴隷契約書」だ。請負 契約上、現場で発生するすべての事故と民事刑事上の責任は生コン労働者たち に転嫁される。

また、会社は契約書に「独立した事業者であることを明確に認識し、労組活動 および団体行動をしてはならない」と明示して、労組活動を基本的に封鎖して いる。もし組合員に加入したり労組の衣服、帽子を着用した場合、または団体 交渉を要求して労組の看板をかけた場合には、会社が労働者に損害賠償を請求 することができる。

ヤン・ジェドゥ室長は「請負契約書により労組活動を禁止して、生コン労働者 の行為に対して未来の予想される金額まで損害賠償で要求することができるよ うにしている」とし「また会社は労働者に書面や口頭で一方的な解約が可能な ように明示した」と説明した。

生コン労働者たちの問題解決の要求が相次いだため、9月16日には国土交通部と 産業通商資源部、生コン工業協会、生コン工業協同組合、生コン総連合会が4者 自律協議体を設置して協議をした。だが10月22日、突然国土交通部と産業通商 資源部が不参加を宣言して対話が中断した。生コン工業協会と生コン工業協同 組合も、労働者がストライキ休業に突入すれば対話に出ないという立場だ。

生コン総連合会は記者会見文を通じ「対話で問題が解決すると期待はしていな かったが、この土地の労働者に対する最低限の待遇はすべきではないか」とし 「政府から捨てられ、資本からの弾圧、搾取され、もうこれ以上退く所がない」 と声を高めた。

続いて「ストライキ休業を行い、生コン車両をソウルに集め、労働者を弾圧す る資本に対して強固な闘争を配置する」と明らかにした。

生コン総連合会は10月28日深夜12時にストライキ休業に突入した後、午前11時 独立門に集まり、都心デモ行進をする予定だ。午後2時からはソウル駅で集会を 開く。民主労総建設労組首都圏西部建設機械支部なども生コン総連合会のスト 休業に合流し、積極的に支援していく方針だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-25 21:05:10 / Last modified on 2013-10-25 21:05:11 Copyright: Default

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