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体重は減ったが希望は太った

集団ハンストを終えて工場前での出勤闘争を再開

ペク・イルジャ記者 2013.10.02 17:49

10月2日、双竜車平沢工場前、いつよりも出勤時間は込んでいた。大漢門で集団ハンスト座り込みを終えた解雇者と双竜車氾国民対策委所属活動家が共に出勤宣伝戦を行った。

宣伝物を配る双竜車支部の活動家になつかしそうに握手する人、頑張れと抱擁 する人、お疲れさまと挨拶する人…無表情に出退勤する人たちが、宣伝物を 受け取る瞬間だけはパッと笑ってみせる。

[出処:ニュースセル]

双竜車支部はこの日宣伝物で、双竜車問題解決のために2種類の提案をした。 一つは「労(金属労組双竜車支部)労(双竜車労組)社(双竜車)」交渉で、もう 一つは宗教および市民社会、労働など多様な領域の「社会的対話枠組み」だ。

9月10日から始まった8人の双竜車解雇者と4人の氾国民対策委所属代表の集団 ハンストは、9月28-30日の50時間の大規模同調ハンストを最後に終わった。 双竜車支部は現場の労働者と共に、解雇者復職問題を解決するために平沢工場 前での活動を再開し、社会的に知らせるために大漢門焼香所を維持すると決定した。

集団ハンストの参加者で最高齢のチョ・フェジュ労働戦線代表と最年少の コ・ドンミン双竜車支部対協室長と話した。

[出処:ニュースセル]

コ・ドンミン双竜車支部対協室長

久しぶりの工場前出勤闘争の感想は?

「工場の前に来るとまた傷が痛む。今日工場の前に来てみると、残業特別勤務 で労働強度が高くてみんな無表情だった。仕事は増え、生産量は増え、 販売量も増えるのに、双竜車労働者の生活は高まらない。そんな労働者と 会うと嬉しくて有難いけれど、色々な考えが交錯する」。

ハンストは困難だったと思うが、多くの人が参加にした集団ハンストはどんな点が力になったか?

「孤独ではなかった。意志が固まった。チョ・フェジュ先生やイ・サンジン副 委員長、チョン・ジヌ副代表ホ・ヨング代表がハンストに参加してくれて、と ても有難かった。解雇者の間でもハンストでさらに互いを頼れるようになった ようだ」。

ハンスト期間で一番大変だった時は?

「初めは酵素を飲まずにハンストを続けたが、6日目に悪寒がして体調が大変だっ た。血糖値が下がり、その時から酵素を飲んだ。他のハンスト参加者も一週間 になる日が一番つらかったという。5年闘争する間、一番いろいろと考えられる 時間だった」。

ハンストで感動した時は?

「ハンストを始め、地域の同調ハンストが広がって行った時が一番感激だった。 釜山と忠北、大邱、全北、蔚山などで、誰が言ったわけでもないのに自発的に 地域で闘争事業場と共に同調ハンストをした。また民主労総が同調ハンストに 参加したことは有意味なようだ。ハンスト期間がもう少しあれば、もっと多くの 人々が参加したのではないかというのが残念だ」。

今後の闘争の覚悟は

「支部の指導部は健康が悪化する人がいなければ、他の闘争を準備するつもり だった。双龍車が集団ハンストをするといった時、多くの人々が『この仲間が 転機を作ろうとしているのか』と認識した仲間も多かっただろう。5年前双竜車 ストライキで、民主労総も金属労組も皆を捨てたという使用者側の放送を聞い た多くの活動家にとっては傷と痛みとして残っている。しかし今回の集団ハン ストは双竜車闘争に、整理解雇問題解決に、一緒にしようと努力する多くの人々 にまた契機を確認させてくれたようだ。双竜車問題は単なる解雇者復職の意味 を越え、民主労組の力量を集めることで解決する。社会の力がもっと広がる ことを希望する」。

[出処:ニュースセル]

チョ・フェジュ労働戦線代表

最高齢者だが健康は?

「11kgほど体重が減った。若干黄疸の気あるが、食べれば正常になるだろう。 ハンストに参加した12人がその日すぐ病院で検査したが、皆健康状態は良好だ」。

集団ハンストに参加しながら残念だった点は?

「双龍車氾国民対策委所属団体の代表たちが、大挙して集団ハンストに参加す れば、さにな闘争に力にもなり、さらに多くの連帯を引き出せただろうが、 あまり参加できなかったのが残念だ。それでも民主労総が参加したのは幸いだが、 金属労組が選挙で今回のハンストに出席できなかったのはとても残念だ」。

双竜車解雇者と21日間、同苦同楽して、どうだったか?

「双竜車の仲間たちとこれまでたくさん闘争をしたが、21日一緒に暮らすのは 初めてだ。5年の解雇闘争で皆力を失っていないか心配したが、落ち込んだり 低迷せず、本当に熱心にしっかり活動しているという気がした」。

今日の出勤闘争参加の所感は

「本当に現場の反応が良い。夜間退勤者も昼間出勤者も、出てきて解雇者と 挨拶し、ずいぶん痩せたと心配する姿が印象深かった。双竜車解雇者がすぐ 工場に入って働いても、何の問題もなく、一つになっている状況だ。中にいる 労働者がもっとたくさん多く近付いてきて、彼らがはやく復職できるように、 企業労組も開かれた姿勢で共に努力してほしい。そうなるように社会的にも もっと多くの連帯ができるようにするべきだと思った」。(記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-03 19:03:34 / Last modified on 2013-10-03 19:03:35 Copyright: Default

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