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全教組が総力闘争を宣言...非常体勢に転換、指導部がハンスト

労働、教育、市民社会も「共対委」を構成...広範囲な抵抗闘争に突入

ユン・ジヨン記者 2013.09.24 13:50

雇用労働部による全教組法外労組化の試みに対抗し、全教組が総力闘争を宣言した。 全教組は組織を非常体制に転換した後、指導部の無期限ハンスト座り込みをはじめ、 労働界と教育、市民社会、野党などと総力闘争を展開する方針だ。

全教組は9月24日午前、全教組会議室で記者会見を行い、政府の全教組弾圧に対 する今後の闘争計画を明らかにした。全教組はこの席で、雇用労働部の全教組 設立取消し予告を公安弾圧と規定し、すべての力量と方法を総動員してこれを 阻止する方針だと明らかにした。

[出処:全国教職員労働組合]

そのため全教組本部と支部は闘争本部を構成して非常体勢に突入し、全教組の 弾圧を阻止するための総力闘争体制に転換することにした。また9月26日以後は キム・ジョンフン全教組委員長を中心とする指導部が無期限ハンスト座り込みに 突入する。

また、△労働法施行令9条2項に対する憲法訴訟、△国家人権委提訴早期決定要求、 △(労働)法学者の集団意見発表、△執行停止仮処分申請などの法律的対応方案 を検討していく予定だ。

労働界をはじめ教育団体、市民社会団体、野党などとの広範囲な連帯闘争も続 く。26日には教育、市民社会、労働団体などが集まり「全教組弾圧阻止 共同対策委員会」を発足させ、共同の立場を発表する予定だ。

民主労総は、傘下に「全教組弾圧阻止-労働基本権争奪闘争本部」を結成し、 集会と連帯闘争方針などを発表する計画だ。また全教組は環境労働委、教文委の 野党国会議員との共同対応を模索し、全教組弾圧中断と教員労組法改正を進める。

全教組の内部でも、△全教組弾圧中断教師宣言、△「全教組守り」全国同時多発 キャンドル集会、△分会広告、バッジ着用、横断幕貼付闘争、△組合員昼食 ハンスト授業展開、△労働基本権と全教組歴史正しく知る共同授業、学生と父兄 への手紙運動、△10月18〜19日に年次休暇闘争を含む全組合員集中上京闘争などの 総力闘争が展開される。

全教組は「ついに朴槿恵政権は全教組失脚の通告状を送ってきた」とし「全教組 の弾圧は、公務員労組の設立申告不許可に続き、労働基本権を認めないという 反労働の宣戦布告」と批判した。

続いて「われわれは、可能なすべての手段と方法を動員し、民主主義抹殺と正 しい教育失脚に対し、動揺することなく戦い抜く」とし「また教育主体、労働者、 市民と広く連帯し、政権の不当な全教組弾圧と総力で闘う」と明らかにした。

民主労総もこの日に声明書を発表し、「政府の全教組揺さぶりが、単純に特定 の労組に対する弾圧を越える政権次元の民主主義と労働基本権に対する挑戦と 弾圧だと見なす」とし「国民と共に朴槿恵政権の反民主、反労働弾圧に対抗し、 総力闘争する」と強調した。

一方、雇用労働部は9月23日午前、全教組に解雇者を組合員と認める現在の規約 を是正し、解雇者の労働組合活動を制限するよう通知した。また来る10月23日 までに規約を是正しなければ、「労働組合および労働関係調整法施行令」9条 により、全教組の設立取消しを通知すると明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-24 18:51:42 / Last modified on 2013-09-24 18:51:42 Copyright: Default

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