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市立病院清掃-患者移送労働者、秋夕を控えてストライキ6日目

民間企業に劣らない市立病院…ソウル市に事態解決を要求

ユン・ジヨン記者 2013.09.16 18:06

今日で6日目になる市立ポラメ病院清掃、患者移送労働者たちのストライキが長期化する兆しだ。下請企業の代替人員の投入、そして病院とソウル市の無関心に事態の解決が遅れているためだ。

公共輸送労組医療連帯ソウル支部ポラメ・ミンドゥルレ分会(分会長パク・ヨンボク) は、9月11日、賃上げと定年延長、有給休日保障、制服洗濯などの処遇改善を要求 してストライキに突入した。だが業者は代替人員を投入し、ポラメ病院が民事・ 刑事上の告発措置などを予告し、労使対立はさらに高まった。

13日の午後には労組がソウル大病院分会代議員とポラメ医院長室での座り込みに 突入して事態解決を要求したが、その後の交渉でも混乱を繰り返した。

[出処:公共輸送労組医療連帯ソウル支部ポラメ・ミンドゥルレ分会]

労組は「座り込み闘争の後に行われた交渉で、使用者側は最後まで核心の争点 に関する案は提示せず、使用者側代表交渉委員は『最後まで行こう。お前が 死ぬか、こちらが死ぬか』と妄言を吐いて交渉をひっくり返した」とし、 「これは下請企業がストライキの解決に全く意志がないことをそのまま見せる」 と説明した。

ポラメ病院は、ソウル市の直接雇用対策から除外されている民間委託施設で、 労働者たちは低賃金と雇用不安に苦しんでいる。ポラメ病院と下請企業は職員 1人当り226万4千ウォンの請負契約を結んだが、清掃-患者移送労働者は 120〜130万ウォン程度の低賃金だ。

また、労働者には定年60歳が適用され、常時雇用不安を吐露している。ソウル 市の非正規職対策により、直接雇用に転換された労働者たちの65歳定年、そして 大部分の大学清掃労働者たちの70歳定年と較べ、非常に低い基準だ。

[出処:公共輸送労組、連盟]

特に「ソウル特別市雇用上の差別行為禁止条例案」によれば、ソウル市と所属 機関、および出資、支援機関は、雇用に関するすべての領域でいかなる差別行為 も禁じると規定されていて、ソウル市が条例に違反しているのではないかという 批判も出てきている。

労組は「なぜ市立ポラメ病院は定年延長をせず、朴元淳(パク・ウォンスン) ソウル市長は市議会が作った条例を守らないのかわからない」としてソウル 市に不満を吐き出している状況だ。

そのため労組は9月16日午前、ソウル市庁前で緊急記者会見を行って、ソウル市 が労働者のストライキ事態を直ちに解決するよう要求した。

彼らは「下請企業は組合員が受け入れられる案は提示せず、むしろ発注元の ポラメ病院と共同で代替人員を投入し、下請労働者の闘争を無力化させている」 とし「ポラメ病院も下請企業が不法な代替人員を投入して、まるで病院が 日雇いを採用したかのように偽装して、不法の味方をし、労働者たちの 合法的な闘争に対して民事・刑事上の告発などの措置を取ると脅迫文書を 乱発ばかりしている」と批判した。

また、労組は「管理監督をすべきソウル市は発注元のポラメ病院と下請企業に 責任を転嫁して、事態の解決に積極的に動かない」とし、ソウル市に△市立 ポラメ病院の清掃、患者移送労働者の定年、賃金差別を直ちに解決すること、 △ポラメ病院下請労働者の生活賃上げ、定年延長、有給休日保障、制服洗濯など 処遇改善と問題解決のために積極的に動くことを要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-17 21:16:22 / Last modified on 2013-09-17 21:16:22 Copyright: Default

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