韓国:煙突で新年を迎えた労働者...「始末書一枚で解雇」 | |
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『煙突』で新年を迎えた労働者...「始末書一枚で解雇」胛鴎亭洞・新現代アパートの警備労働者、煙突高空籠城3日目
ユン・ジヨン記者 2013.01.02 11:37
2012年最後の12月31日、煙突に上がった胛鴎亭洞新現代アパート警備労働者が 3日目の高空籠城を続けている。 9年4か月、新現代アパートの警備として働いてきたミン某(61)氏がアパート9階 の高さの煙突で年末と新年を迎えたのは、不当解雇撤回を要求するためだ。 会社側は今年の3月、65歳までの警備職上限年令を63歳に下げ、13人を解雇した。 ミン氏は2013年まで雇用を保障するという約束を受けていたが、始末書一枚を 書いたという理由で今年の末に解雇された。ミン氏と同じような理由で解雇された 労働者は計14人だ。 ミン氏は1月2日、CBSラジオのキム・ヒョンジョンのニュースショーとのインタ ビューで「来年の定年退職を保障されたが、始末書一枚を書いたから辞めろと 言われた」とし「始末書を書いた理由は、夜間巡回査察の時、一瞬眠り、1時間 巡回査察を回れなかったため」と説明した。 続いて彼は「(解雇を)3日前に通知するのはひどい」とし「他の人は(解雇通知 を)受けもしなかった」と声を高めた。 ソウル一般労組新現代アパート分会のミン・ヒョンギ分会長も「解雇する時は、 法律的に告知をしなければならないが、名簿は受け取っていない」とて「果た して勤務怠慢なのか、どんな基準で解雇が適用されたのかわからない」と批判 した。 現在、会社側は人件費増加による管理費の負担を解雇理由としている。だが、 労組側は解雇された労働者は嘱託職で、新入社員と同じ給料を受け取っており、 『人件費増加』の理由は妥当ではないと対抗している。 監視団束的労働者に分類される警備労働者の勤務環境にも関心が集まっている。 ミン分会長は「監視団束職という名目で法的最低賃金の90%を受け取っている」 とし「その上、昼、晩、夜間の休み時間2時間30分(の賃金を除いて)今受け取る 月給は155万ウォン」と説明した。 高空籠城を続けているミン氏はMBCラジオの[孫石熙(ソン・ソッキ)の視線集中] とのインタビューで「現在、労組と会社が話をしている」とし「だが会社側は 少数の人員しか復職させない立場で、われわれは全員復職を要求している」と 伝えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-01-03 02:21:17 / Last modified on 2013-01-03 02:21:19 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |