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ユソン企業、陸橋の上で

[寄稿]高空籠城をするすべての仲間たちに

ホン・ジョンイン(ユソン企業支会長) 2012.11.23 17:04

同志が一人、二人と上がるそこに、闘争勝利の果実が実ってほしいです。私は ユソン企業牙山支会長ホン・ジョンインです。仲間たちより低い陸橋に上がっ て33日が過ぎています。私よりも寒くつらい闘争をする仲間たちに連帯の挨拶 を送り、少し書いてみます。

▲ホン・ジョンイン支会長

何日か前にユソン陸橋キャンドル集会で発言しました。軽く落ち着いて発言を しようとしたのですが、感情が込み上げてきました。生きようとする人たちが、 あとどれだけ地面から遠ざからなければならないのか! ますます高いところに 上がる仲間たちを考えると、胸の凝りが弾けそうでした。出てくる涙をやっと 抑えて発言を終えましたが、しばらく気持ちが落ち着きませんでした。

李明博政権の資本主義の世の中で、労働者が立つ場所はないのでしょうか。あ らゆる弾圧と労組抹殺政策で労働者は弱々しく病み、仲間と私が地面から遠ざ かって、それでやっと私たちの声が聞こえるのでしょうか。今も昔も労働者の 権利は下水の汚物よりひどい取り扱いを受けています。労働者の生死がかかっ た問題を叫んでも、私たちを単なる票としか見ない大統領候補を見ると、未来 も不透明なようです。それで仲間たちもそんなに高いところに上がるしかなかっ たのでしょう。最高裁判決も無視する資本家、構造調整の刃で解雇される労働 者、労働組合を認めない使用者、労組破壊をしても不法にならない資本家。大 韓民国で、仲間たちはもうひとりの全泰壹になって闘っています。

私はこの陸橋の上でFaceBook、ツイッター、インターネットで世の中に接して います。あふれる報せに接し、世の中を広く見られるようになりますが、一方 では世の中と接することが恐ろしいです。間違って足を踏み出しても大変なこ とになる所に上がる仲間たちを見て、息も詰まります。大韓民国で、労働者が 呼吸する空気はないようです。だがそれでも仲間たちの闘争の中に希望を発見 します。労働者を無視する労働部と、労働法に泣き叫び血を流す現実ですが、 仲間たちの闘争が勝利の灯火で昇華して、大きな希望の灯になってくれること と考えます。

とても天候は寒くなっています。私が感じたように連帯の力が暖かいふとんに なって、凍りついた心臓を温めてくれると考えます。たとえからだは寒さに震 えても、動揺しない気持ちで必ず悪質資本を粉砕しましょう! そしてこれ以上、 仲間たちがあの高いところに上がらなければ良いです。

仲間たち! からだは離れていても闘争の心は花のように今一つになった闘争で 団結し、組織された労働者の力でこの汚い世の中を変えなければなりません。 仲間のみなさん、頑張って必ず勝利する闘争にしましょう。私もここで、民主 労組を死守し、使用者側の不当労働行為を保護する労働部に対する闘争を力強 く進めます。闘争!

2012年11月22日 ユソン企業陸橋の上で ホン・ジョンイン

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-24 22:23:13 / Last modified on 2012-11-24 22:23:14 Copyright: Default

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