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起亜車 所下、「非正規職拡散を防ぐため断食闘争」

k9引渡検査場で労使協議廃棄を要求して闘争中

ソ・ドンフン記者 2012.09.06 18:24

起亜車所の下里工場内にあるK9引渡検査場で7月20日、労使合意廃棄を要求する 44日目の占拠座り込みと、18日目のハンストが続いている。起亜車の賃金団体 協議交渉が終りに近づいている中、非正規職投入をめぐる争点が解決されず、 議論が広がっている。

7月20日起亜所下里支会と会社は、K9の量産により新設された引渡検査場工程に 非正規職を投入することに合意した。この合意で7月24日、会社が非正規職14人 を工程に投入し、労働者20人ほどがこれに反対して占拠座り込みに突入した。

休暇の後に占拠座り込みに参加した大部分の組合員は、本館前テント座り込み に転換したが、チョン・ジュヒョン氏(起亜車所下支会組合員)は44日間K9引渡 検査場で占拠座り込みを続けている。現在、該当の工程は止まっており、使用者 側は座込場の電気供給を中断した。

彼は「7月20日の労使合意廃棄と非正規職投入撤回、正規職化争奪、2012賃団闘 勝利」を要求してK9引渡検査場の占拠と断食、出勤と昼食宣伝戦などを続けている。

チョン・ジュヒョン氏は、ハンスト闘争を始めた理由について「25日間、占拠 座り込みをしたが問題の解決どころか金属労組も起亜車支部も、誰もきちんと 回答しない」とし「新規工程の非正規職投入は、そのまま非正規職の拡散につ ながるから」と断固として話した。

彼は「皆が非正規職を正規職化しようとしているのに、唯一起亜車所下支会だ けが非正規職を量産する内容で会社と職権合意した。今年の金属労組賃金団体 協議の要求に『非正規職の正規職化』があるのに、これを否定する合意を総会 も経ずに決めてしまった」とし「これは、組織の体系と手続きを否定する職権 合意」だと反対の理由を語った。ハンストまで敢行した理由は「要求を否定す る合意を正さず、今回の賃金団体協議で勝利するというのはおかしい」と説明した。

続いて彼は「賃金団体協議の期間に支会で行われた誤りは、指導部の意志さえ あれば変えられる。労組の要求を否定した誤った労使合意廃棄と非正規職投入 の撤回は、支部の賃金団体協議交渉で十分に扱える」と考えを伝えた。

7月25日の占拠座り込みと同時にチョン・ジュヒョン氏は、金属労組に起亜車の 所下支会支会長と雇用室長の懲戒決議要求書を提出した。懲戒決議要求書で彼 は「懲戒の目的が懲戒そのものにあるのではなく、労組の根幹を揺るがす誤っ た行為を正したい」と目的を語り、「執行部は、組合員の前で心から謝罪して、 職権合意書の廃棄と非正規職正規職化闘争に積極的に服務しなければならない。 そうした措置がなければ労組の規約と規定により懲戒を要請する」とした。

10kgも体重が減ったというので、健康状態を尋ねると「断食を始めて、健康を 心配する仲間は多いが、私の健康の心配より闘争の拡大に総力を傾けることに 関心を持ってほしい」と笑いながら「私たちが熱心に戦って、今回の合意によ る誤りを正し、賃金団体協議闘争に勝利するまで断食と占拠を続ける」と決議 を明らかにした。

一方9月4日と6日には、非正規職分会と解雇者、所下支会の活動家が『非正規職 の正規職化と7月20日の労使合意廃棄、解雇者復職、労働条件後退ない昼間連続 二交代施行』を要求し、起亜車賃金団体協議交渉場の所下里工場本館で抗議の 座り込みをした。(記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-09 01:35:14 / Last modified on 2012-09-09 01:35:14 Copyright: Default

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