現代車支部争対委、非正規職関連で独自交渉を決定

蔚山地域対策委、「現代車はすべての社内下請即刻正規職化しろ」

8月17日午前、非正規職支会は、交渉に入ろうとするムン・ヨンムン支部長に 支部が独自に非正規職正規職化交渉をせず、『不法派遣元下請特別交渉』で 扱おうと要求して、交渉に入る道を防いだ。

ムン・ヨンムン支部長は、非正規職は支会組合員だけの問題ではないという 立場を明らかにしたが、「今日は非正規職関連の交渉はせず、昼間連続 二交代制について交渉をしなければならないので道を開けてくれ」と要求した。

▲17日午前、現代車支部が交渉に入る前非正規職支会ストライキ参加組合員が支部独自の非正規職正規職化交渉に反対して交渉場進入路に横たわったが、支部は今日の交渉ではその問題を扱わないと言い、道を開けた。

支会はひとまず道を開けたが、現代車支部の現場組織組合員が昼間連続2交代制 について、支部が当初用意した8+8(各組8時間勤務)交代制導入から、後退した 交渉をしているとし、交渉場を封鎖したため、交渉はなされなかった。

現代車支部は交渉できなかったため、争対委会議で20日(月)にまた交渉を再開 すると明らかにし、非正規職正規職化本交渉は支部の要求に入っているので 交渉で扱うことにし、元下請特別交渉でも議論をしていくと明らかにした。

全面ストライキをした非正規職支会は昼休みに、ストライキ隊伍を家に帰らせ、 争対委会議で以後の日程を議論する予定だ。

一方、不法派遣正規職化と非正規職撤廃のための蔚山地域対策委員会(以下地域対策委)は午前11時蔚山工場正門の前で記者会見を行って「現代自動車は不法派遣責任をとりすべての社内下請労働者即刻正規職化しろ」と要求した。

地域対策委は記者会見文で「社内協力業者人員関連の別途合意は非正規職労働者を 愚弄するもの」とし「現代車は直ちに非正規職支会と交渉に出て来い」と要求した。

地域対策委には、民主労総蔚山地域本部、蔚山市民連帯、蔚山進歩連帯、蔚山 移住民センター、蔚山人権運動連帯、統合進歩党蔚山市党、進歩新党蔚山市党 などが参加している。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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