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『物量枯渇』を理由に職場閉鎖したマンドの現場は『物量過剰』状態

「物流センターは一杯...空間確保が難しい」...職場閉鎖の正当性議論

ユン・ジヨン記者 2012.08.10 00:09

(株)マンドが『物量枯渇』を理由に攻撃的職場閉鎖を断行したが、まさに現場 では『物量過剰』状態に苦しんでいることが明らかになった。

現場では休暇の前に断行された会社の攻撃的職場閉鎖が、名分のない『組合潰し』 だったという声が高まっている。

7月27日、会社側は攻撃的職場閉鎖を断行し「労組が『2時間ストライキに6時間 高品質50%闘争』を通じ、6時間に50%だけ生産する巧妙な怠業を続けており、 部品の在庫を枯渇させている」とし、「44日間闘争が長期化しており、休暇後 も闘争が続けば欠品が予想されるので職場閉鎖をした」と明らかにした。

しかし、まさに現場では『物量過剰』を指摘する声が高い。マンド文幕工場の 労働者A氏は「事務職は労組の高品質50%闘争指針が全く効果がなかったと話し ている」とし「秋夕まで物量アイテムが多く、現場勤労もどうしようかと話し ている水準」と明らかにした。

続いて彼は「現在、物流センターは一杯で、物流チームは空間を確保するため に気が動転している」とし「在庫は多いのに、この雰囲気で残業せず早く帰れ ば使用者側の言論広報と合致しないので、仕方なく残業を続ける雰囲気」だと 説明した。

実際に会社は職場閉鎖後、事務職の職員を代替人員に投入して生産を続けた。 だが職場閉鎖翌日の28日から、マンドは公式休暇期間で、あえて職場閉鎖をす る理由はなかったという批判が提起されていた。労組がストライキで代替人員 の投入を阻止したわけでもなく、無理な職場閉鎖だという声も高かった。

特に、28日からはマンドをはじめ現代車などの自動車業界はすべて休暇に入り、 現代車は休暇前に二日分物量を確保していたと言われ、会社側の『欠品』主張 は虚構だったという主張がある。

文幕工場の労働者B氏は「一部のラインで物量が増えすぎ、問題提起をしたが、 直していないと理解している」とし「事実上、職場閉鎖が物量枯渇のためでは なく、労組を潰し、第二労組を設立するのが目的だったのではないか」と声を 高めた。

一方、A氏は「現在8月14日に懲戒委が開かれるかも知れないという噂が飛んで いて、現場の労働者はみんな息を潜めている」とし「現場では労働者は互いの 顔色を見て対話もなくなり、まるで機械になったような雰囲気」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-08-11 05:31:31 / Last modified on 2012-08-11 05:31:44 Copyright: Default

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