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ソウル市教育庁、非正規職団体交渉開始...江原に続いて二番目

カク・ノヒョン、「教育監が学校非正規職労働者の使用者、誠実交渉する」

ソン・ジフン記者 2012.07.27 10:49

「ここは教育庁が学校現場非正規職労働者の使用者だと公式に確認する場だ」。 学校非正規職労働者が教育監と教育庁が使用者だから団体交渉に臨むよう要求 してきたことに対するカク・ノヒョン ソウル市教育監の回答だ。

7月26日午前、ソウル市教育庁本館ではカク・ノヒョン教育監が参加して全会連 ソウル本部とソウル一般労組、全国女性労組、全国学校非正規職労組の学校 非正規職労働者とソウル市の団体交渉が開かれた。25日に開かれた江原道教育庁 の団体交渉に続き二番目だ。

[出処:公共運輸労組全会連ソウル本部]

全地域の地方労働委員会も「公立学校で働く学校非正規職勤労者に対する労働 関係法上の団体交渉権者は教育監で、だから団体交渉要求事実を公告しろ」と いう判決を下した。しかし教育科学技術部と保守指向に分類される一部教育庁 は、これまでこれを認めないような態度を取り続けた。この中で江原道教育庁 とソウル市教育庁が『教育監の使用者性』を認め、教育監が直接団体交渉に臨 んだのだ。

26日の交渉は交渉の開始を知らせる顔合わせで、直接の交渉と交渉は行われな かった。この日の交渉では交渉に参加した4つの労働組合との共同交渉の原則を 確認し、ソウル市教育監が学校非正規職の使用者という原則を確認する線で終 わった。

カク・ノヒョン教育監は交渉で「経済民主化の開始が労働組合だと思う」とし 「団体交渉が協力的な姿勢で進められれば経済民主化の進展だと思う」と明ら かにした。彼は続いて「どんな場合でも誠実交渉で臨む」と約束した。

全国公共運輸学校非正規職労組のイ・テウイ本部長は「学校非正規職の労働者 はこの席を十年以上、待ち望んできた」とし「成果があることを望み、双方とも 誠実交渉に臨むように努力しよう」と頼んだ。

[出処:公共運輸労組全会連ソウル本部]

4つの労組は共同交渉をむかえ、各労組の細部的な要求を集めている。『給与体系 全面施行』、『非正規職撤廃』をはじめ、25日に記者会見を行った巡回司書を含む 職群別要求条件を集めているという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-27 18:46:47 / Last modified on 2012-07-27 18:47:14 Copyright: Default

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