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韓進重工業金属労組支会、テント座り込みに突入

7日、影島造船所正門の前「会社正常化、民主労組死守」

カン・ジョンジュ(金属労組) 2012.06.07 18:41

韓進重工業支会が会社の正常化と民主労組死守のために、6月7日午前6時30分、 釜山影島造船所正門の前にテントを設置して座り込みに突入した。支会は会社 に対し、△影島造船所正常化要求、△民主労組抹殺政策、158億ウォン損害賠償 訴訟撤回、△団体協約解止撤回、△誠実交渉要求、△1次休業終了、および業務 復帰の約束履行を要求した。

韓進重工業は昨年12月1日、物量がないという理由で1次対象者に6か月の休業を 断行した。会社はその後も数回休業し、5月には事務管理職にも休業措置をした。 会社が当初通知した通りなら、1次休業者は6月1日に復帰するはずだったが会社 は物量を理由に彼らに休業を無期限に延長すると通知している。

▲韓進重工業支会が会社正常化と民主労組死守を要求し、7日朝、釜山影島造船所正門の前でテント座り込みを始めた。[出処:釜山梁山=ユ・チャンヒョン(金属労組)]

これについて支会は「言葉では正常化を叫ぶが、経営陣は影島造船所の縮小と 廃止の糸口をつかんだと見られる」と指摘した。支会は「影島は4年間ただ一件 も受注せず、物量がないとして休業しているところに、フィリピンのスービック 造船所は十隻という受注成果を上げた」とし「会社が本当に造船所を続ける つもりがあるのか疑問に感じる」と声を高めた。

また支会は形式的な交渉をするだけで、労組を弾圧する会社の態度も糾弾した。 韓進重工業労使はすでに6か月間、2009年から2011年まで締結できない賃金団体 協議交渉を行った。だがこれも会社は形式的に臨むだけで、どんな提案も出し ていないと支会は説明する。そればかりか会社は2月20日、支会に団体協約解止 通知もした状態だ。

そのため支会は「会社は複数労組を全面的に支持し、民主労組を抹殺する政策 で、158億の損害賠償と団体協約解止通知を断行した」とし「組合員の生存権を 守るため、必ず民主労組を死守しなければならない」と強調した。

テント座り込みに突入した直後、会社は支会に文書を送り、テントを撤去しな ければ強制撤去し、交渉をしないと立場を明らかにした。だが支会は整理解雇 撤回闘争委員会に所属する組合員と休業者を集め、テント座り込みを死守する 計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-08 06:29:11 / Last modified on 2012-06-08 06:29:45 Copyright: Default

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