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ソウルメトロ、予算削減を理由に清掃労働者を解雇

ソウル・メトロ清掃美化労働者133人ストライキ...「朴元淳市長が問題を解決しろ」

ソン・ジフン記者 2012.06.04 21:27

ソウルメトロが予算節減を理由に駅舎清掃用役業者の新規入札で雇用費削減に より、6月1日付で地下鉄清掃美化夜間機動班労働者58人が雇用を継承されず、 解雇された。ソウルメトロ清掃美化夜間機動班労働者133人は、そのため6月1日 から全員がストライキを始め、4日からソウル市庁前で野宿座り込みに入った。

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は公共部門の非正規職労働者を正規職に 転換する方針を発表していた。

民主労総女性連盟は4日午後、ソウル市庁前で記者会見を行って、朴元淳市長が 公共部門の非正規職を正規職に転換する約束を履行するよう要求した。

彼らは記者会見文で「全国非正規職女性労組はソウル市に雇用継承保障を要求 し、ソウル市は賃金削減のない雇用継承保障を約束したが、ソウルメトロは 理事会の決定事項だとして減員は不可避だと主張している」と明らかにした。

現在、新規入札によりソウルメトロ清掃用役業者になった9つの業者のうち4つ の業者は雇用継承に合意したが、5つの業者は全員雇用継承は不可避だとし、 機動班、PSD清掃員(スクリーンドア清掃)等58人の雇用継承を拒否している。 これらの用役業者はソウルメトロが予算を増額しない以上、雇用継承は不可能 だという立場だ。

ソウルメトロ清掃労働者のカン・ホング氏は記者会見で「朴元淳ソウル市長は ソウル市の予算を2兆ウォン以上節約したと自慢しているが、その節約した予算 が労働者を解雇し、賃金を削って節約したのなら、何の意味があるか」と主張 した。彼は続いて「パク市長が多くの困難と戦っていることは知っているが、 パク市長が怪物と戦って怪物になってしまったのではないかという気がする」 と明らかにした。

民主労総のチョン・ヨンゴン副委員長も記者会見場を訪問して「朴元淳ソウル 市長が公共部門の正規職化を約束したので歓迎して待っていたが、返ってきた のは解雇通知」とし、パク市長が問題解決に直接動くよう要求した。続いて 「4月、ソウル地下鉄料金の150ウォン値上げに市民が合意した理由は、ソウル メトロの労働者にきちんと賃金を支払い、もっと清潔で快適な地下鉄作ってく れという意味だった」とし「予算削減を理由に労働者を解雇するのは容認でき ない」と明らかにした。

女性連盟とソウルメトロ清掃美化労働者は、事態が解決するまでストライキと 座り込みを続ける予定だ。5日には朴元淳ソウル市長に面談要請書を提出して、 市長面談でソウル市が事態解決に積極的に動くよう要請する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-05 02:22:11 / Last modified on 2012-06-05 02:22:24 Copyright: Default

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