本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:現代車用役警備暴行事態...労組「会社側が先に挑発」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1337639168749St...
Status: published
View


現代車用役警備暴行事態...労組「会社側が先に挑発」

正規職・非正規職労組幹部13人告訴告発...労組、23日に2次特別勤務拒否を決定

蔚山労働ニュース編集局 2012.05.21 17:14

現代車用役警備による正規職労組主席副支部長暴行事態が労組の特別勤務拒否 と社側の告訴告発につながり、賃金交渉と不法派遣の特別交渉の序盤から労使 双方の正面衝突の様相に広まっている。

金属労組現代車支部は21日に機関誌で「使用者側が先に非正規職支会の役員と 常執の自由な正門出入を保障するという合意書に違反し、用役警備課長のイ・ ボミョンがキム・ホンギュ主席副支部長が持っていたマイクを奪い、頭と顔面 を無差別に暴行した」とし「使用者側が自分たちの不法行為と暴力行為を隠す ために事実を歪曲し、現場世論を歪曲している」と批判した。

だが現代車社側は機関誌「共に行く道」で、暴行事態が起きた17日の時間別の 状況を整理し「保安運営チーム長が協議された非正規職支会人員11人に対して 出入許可を確認している時に暴力事態が発生し、下請支会解雇者23人が無断で 正門を通過した」と主張した。

現代車蔚山工場長のユン・ガッパン副社長も21日に談話文で、「社内出入禁止 仮処分された下請解雇者23人が社内正門で無断で進入した」と指摘した。

蔚山工場同好会も要請文を出して「社内下請解雇者出入問題により触発された 今回の事態で顧客と職員が被害を受けてはならない」と加勢した。

現代車支部と非正規職支会は「当時、保安運営チーム長が非正規職支会の役員・ 常執11人が入れると言わなかったため、キム・ホンギュ主席副支部長が団体協 約と合意書により、非正規職支会役員、常執に支部事務室に行こうと話したが、 外部の警備員が突然駆け込み、暴力を行使した」と反論した。

非正規職解雇者23人が無断で正門を通過したという社側の主張に対しても、 「支部団体協約により、支部役員常執と共に非正規職支会の解雇組合員が支部 事務室に移動した」と正面から受けた。

現代車支部は特に「暴行当事者のイ・ボミョンは、用役警備課長という肩書と 違い、資本が払うわずかな金で労組を破壊する専門用役チンピラであることが 明らかになった」とし「17日、当時マスクで顔と口を隠したイ・ボミョンと 用役警備から酒の臭いがした」と明らかにした。

現代車支部によれば、現代車社側は非正規職不法派遣問題が起き始めた2004年 から現代車蔚山工場本館正門、第4工場門、第5工場門などを除く出入口の警備 業務をGNFMという用役警備業者にさせている。17日にキム・ホンギュ主席副支 部長を暴行したイ・ボミョン警備課長もこのGNFM所属だ。

非正規職支会は「現代車が2008年から2009年までウェルビスを押し出して、前 警察庁長官ホ・ジュニョンが会長をしていたCQオネットと契約を結び、2010年 からは現代エムコを押し出してGNFMという業者と契約を結んだ」とし「ウェル ビスから現代エムコ、CQオネットからGNFMと警備契約が変わっても、 イ・ボミョンと用役警備は働き続けていた」と明らかにした。

また「2006年、現代車支部が文化会館で成果金問題に抗議した時も、3月30日に ミョンチョン駐車場門の現代車非正規職支会の壁新聞を阻止した時も、そして 今回の暴行でも、現代車はイ・ボミョンなどの用役警備を不法に動員し、労働 組合活動を妨害した」と糾弾した。

支会は特に「用役警備業者課長イ・ボミョンは自分の担当でもない本館正門に 用役警備を連れて現れ、キム・ホンギュ主席副支部長に暴力したことで、現代 GNFM用役警備業者は『労働組合業務妨害のための私設救社隊』であることが天 下にあらわれた」とし、警備業法上施設警備業務範囲を逸脱し、現代車の救社隊 として労働組合活動を妨害するのは明確に不法行為」と声を高めた。

現代車、正規職.非正規職労組幹部13人を告訴告発

17日の暴行事態以後、現代車は正規職支部キム・ホンギュ主席副支部長とオム・ ギルジョン昼間2交代チーム長、カン・ビョンテ非正規職部長、キム・イクチュ ン労働安全部長、ソ・ジンニュル組織部長、チェ・チャンジュン文化部長の6人 と、非正規職支会パク・ヒョンジェ支会長、キム・ウンヒョ、キム・ソンウク、 ク・ジョンドク、チェ・サンハ、イ・スジン解雇者の7人を大量告訴告発した。

現代車支部は「使用者側は暴力事態に謝罪する代わりに告訴告発という2次挑発を 強行した」とし「労働組合の特別勤務拒否は使用者側が招いた結果」と強調した。

また「使用者側が本当に事態解決のために努力するのなら、暴力事態の主犯の イ・ボミョンをこれ以上保護してはいけない」とし、「労働組合の要求の公開 謝罪、非正規職支会出入保障はもちろん、イ・ボミョンと用役警備業者GNFMに 対する契約を即刻解約しろ」と要求した。

現代車支部は社側が17日の暴行事態に対する公開謝罪と責任者処罰、非正規職 支会の組合活動保障など要求を受け入れなければ、23日に拡大運営委員会を開 き、今週末も特別勤務拒否を続けるかどうかを決める計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-22 07:26:08 / Last modified on 2012-05-22 07:26:14 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について