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LNJ Logo 韓国:4大河川賃金不払い 建設労働者が大邱中区庁で座り込み
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4大河川・賃金不払いに怒った建設労働者が大邱中区庁で座り込みに突入

「大邱市、不法下請け管理監督怠慢」

チョン・ヨンギル ニュースミン記者 2012.04.26 09:50

4月25日、4大河川工事賃金不払い問題で建設機械労働者約30人が大邱中区庁で 座り込みに入った。

▲建設機械労働者約30人が賃金不払いの問題解決を要求して、中区庁12階、大邱市建設本部事務室で座り込みに突入した。

彼らは4大河川事業の支流の琴湖江45-第2工区作業場に働いていたが、 2011年11月、12月、2月の3か月の賃金が支払われていない。

そのため20日にも中区庁前で集会を開き、賃金の支払いを要求してきた。当時、 大邱建設本部と面談し、早期の解決が約束されたが進展がなく、午後3時30分頃 中区庁12階大邱市建設本部事務室で座り込みを始めた。

ソン・チャンフプ大邱慶北建設機械支部長は、「官給工事だから賃金不払いは ないといっていたのに、市庁はきちんと管理監督をしなかった」とし「未払い の5億ウォンを受け取るまで帰らない」と明らかにした。

琴湖江45-第2工区は発注元の大邱市庁がポソン建設に発注した。ポソン建設は またソリン建設に下請に出した。多段階下請はここで終わりでない。建設機械 労働者がしばしば『トンジェンイ』と呼ぶ下請業者がまだある。大邱市と建設 業者は互いに誤りを転嫁している

▲中区庁1階のロビーでも建設労働者が座り込みをしている。

建設労働者たちは、多段階下請が賃金不払いの主犯だと語る。25トンダンプを 運転するチョン・テジュン組合員は「市庁が金を支払い、管理監督する義務が あるのに、不法な下請けを大邱市が黙認している」とし「建設業者が倒産しても 労働者の賃金を確保できる法的制裁条項が至急だ」と話した。

現行の建設事業法は、建設会社が不渡りになっても賃金不払いはできないこと になっている。だが不払い賃金があっても罰金以外の刑事的制裁条項がなく、 労働者たちは慢性的な賃金不払いに苦しんでいる。

大邱市建設本部関係者は「下請業者は差し押さえられているので、元請が金額 を支払っても賃金が支払われない」とし「賃金を払いたいが(労働者に)賃金が 払われない状況」と明らかにした。下請業者のソリン建設は債務が8億に達し、 債権者から仮差押さえ状態にある。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-28 06:38:04 / Last modified on 2012-04-28 06:38:17 Copyright: Default

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