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ハニル病院食堂解雇者、ロビーで無期限座り込み

CJ撤収、雇用継承の責任はまた『ハニル病院』へ...「確答を聞くまで出ない」

ユン・ジヨン記者 2012.04.10 17:25

ハニル病院食堂を解雇された労働者たちが、ハニル病院のロビーで無期限の 座り込みに突入した。

彼らは新しく医院長に就任したキム・デファン院長に雇用継承問題についての 確答を要求し、10日午後1時頃に集団で座り込みに突入した。解雇者らは医院長 の確答を聞くまでは座り込みを解除しないという立場だ。

ハニル病院食堂の労働者たちは、2011年7月に労組を結成して、民主労総ソウル 一般労組に加入した。最低賃金と残業手当ての不法支給をはじめ、新型インフ ルエンザが流行した時も予防注射せず病院食の介助に投入されて感染するなど、 劣悪な勤務条件を改善するという趣旨だった。

だがCJグループが用役業者に入り、労組結成から6か月後の今年1月1日、全員が 解約されることになった。そのため労組側は「無労組経営で有名なサムスン系列 のCJグループが用役業者に入り、労働組合を好ましく思わないハニル病院と CJが意図的に雇用継承を拒否した」と主張してきた。

解雇後に食堂労働者たちは100日間のテント座り込みと昼食集会、1人デモ、 削髪闘争などを展開し、不当解雇撤回の戦いを続けてきた。

その後、CJグループのCJプレシウェイが3月29日、ハニル病院食堂の用役業務 から撤収すると発表したことで、また解雇者の雇用継承責任はハニル病院に戻っ た。労組は「これまでハニル病院は、CJが雇用継承に微温的なのでこちらとし てもやむを得ないと責任をCJになすりつけていた」とし「CJが撤収すると発表 した以上、今度はハニル病院が雇用継承に確答しなければならない」と要求した。

特にハニル病院は、公企業の韓国電力公社が運営しており、食堂労働者たちの 集団解約は、政府の『公共部門非正規職雇用改善対策』にも違反しているとい う非難に苦しんできた。

労組は「劣悪な労働条件を改善するために労組に加入したことを理由に50〜60 歳のお母さん労働者たちは30年なじんだ職場から一瞬で追い出された」とし、 「ハニル病院が雇用継承保障について確答するまで、死んでも退かないという 覚悟で無期限の座り込みをする」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-11 11:18:46 / Last modified on 2012-04-11 11:19:10 Copyright: Default

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