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全州バス労組、91.88%の賛成でスト可決

ストライキか、団体協約締結か...使用者側の選択だ

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者 2012.03.08 09:04

民主労総民主バス本部全北支部が全州市内5社(シンソン旅客、市民旅客、 チョニル旅客、第一旅客、湖南高速)分会のバス労働者が3月4日から7日まで 行った争議行為賛否投票で91.88%の賛成率が出てきた。

賛否投票で圧倒的な賛成が出てきたため、全北地方労働委員会の調整期間中、 使用者側が『民主労組認定と団体協約締結』という労組の要求を受け入れなければ 民主バス本部はストライキなどの強力な闘争を選択する予定だ。

[出処:チャムソリ]

争議行為賛否投票は総組合員653人中641人が投票に参加し、586人が賛成した。 反対は49人に終わった。2010年12月8日から始まった1次バス・ストライキの時、 あまりにもつらい記憶のため、労働者はストライキなどの争議行為を恐れている という一部の予想をひっくり返す結果であった。

そして今回の争議行為賛否投票を通じ、民主バス本部全部支部が使用者側に 要求する『民主労組認定と団体協約締結』という条件が、組合員全体の意思 であることを確認することができた。

民主バス本部全北支部は「今回の投票結果が労働者としての尊厳と、家庭を守 ろうとするかたい決意がにじみ出た」とし「何も持たない労働者が自分たちの 生存を放棄してまで闘争を決意するのは、それだけ怒りが凝縮されているため」 と説明した。

また今回の争議行為賛否投票後の第2次バス全面ストなどの強力な闘争は、 「すべてバス資本家に責任がある」と明らかにした。

全北支部は「2011年の団体協約交渉の決裂について、組合員たちの不満はとても 高い」とし「譲歩に譲歩を重ねても、バス資本家たちは民主労組を認めることを 拒否している。今回の投票結果は全北バス労働者のくやしさと怒りの表出であり、 バス資本家は高圧的な姿勢を捨て、対話相手と認める態度で交渉に臨め」と 使用者側の誠実な対話と交渉を要求した。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-09 02:28:29 / Last modified on 2012-03-09 02:29:37 Copyright: Default

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