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言論労組、放文振に「キム・ジェチョル退陣最後通告」

22日、放送文化振興院理事会にキム・ジェチョルMBC社長解任を要求

ウ・ヨンヘ(京畿)記者 2012.02.22 17:37

言論労組がMBCのキム・ジェチョル社長の即刻解任を要求し、放送文化振興院に 最後通告をした。

放送文化振興院がキム・ジェチョル社長解任案を扱うと発表したが、22日午後 1時40分、言論労組は「放文振は逃亡者キム・ジェチョル社長を即刻解任しろ」 と要求する記者会見を行った。言論労組は、MBCの混乱は、『キム・ジェチョル 社長』の落下傘赴任以後で、すべての責任はキム・ジェチョル社長にあると 明確にした。この日の記者会見にはストライキ4週間目になるMBC本部と現在 ストライキ賛否投票をしているKBSをはじめ、YTN、SBS、国民日報、言論労組 MBC地域労組が参加した。

言論労組はまた、即刻キム・ジェチョル社長の解任が形成されなければ、報道 機関の全面ストライキになる可能性があると警告した。

また、これまでの放文振による不当な人事で『キム・ジェチョル社長のような 事態が発生した』とし、放文振がはっきりと責任を取らず、キム・ジェチョル 社長を即刻解任しなければ『放文振の理事も即刻辞任しろ』と繰り返し述べた。

言論労組は記者会見文で「MBCのストライキは公営放送MBCの地位が深刻に破壊 され、MBC構成員のすさまじい自己反省と積もった怒りの表出」と明らかにした。

続いて彼らは「キム・ジェチョル社長在任2年間は対立と墜落の連続」だったと し、「KBS道庁疑惑縮小報道、内谷洞の私邸縮小報道、10.26ソウル市長補欠選挙 不公正報道など、公正性の議論の例は数えきれない」と強調し、キム・ジェチョル 社長の退陣を要求した。

また言論労組は「放文振は、権力と資本から公営放送MBCの独立性を守るために 社会的な合意で作られたが、落下傘人事のように権力に機械的に賛成する人に なった」とし、放文振もまたその責任を取れと述べた。

イ・ガンテク言論労組委員長は「キム・ジェチョル社長はすでに解任されてい るべきだった」とし、「理事会は初めから資格のないキム・ジェチョルを社長 にした」と話した。

イ・ガンテク委員長は「最初の問題はMB政府とチェ・シジュンにあるが、放文振 もまたこれを誘導して幇助する態度を見せてきた」と批判した。

続いて彼は「放文振は権力に対する最低限の批判も弾圧し、結局は解雇する キム・ジェチョルの蛮行には一言半句もなかった」とし、放文振の明確な責任を 要求した。

彼は最後に「今日、放文振は政府とキム・ジェチョルの運命と共に、機械的に 賛成する人として残るのかどうかを選択する最後の機会に置かれている」とし、 「言論掌握をやめず、解任要求を受け入れなければ、すべての言論が強硬な ストライキに突入する」と警告した。

チョン・ヨンハMBC本部長は「2年前に、放文振が権力の隷属機関であることが 証明された。だが今はそれよりひどい傘下機関になった」と糾弾した。

チョン本部長は、「MBCストライキはその人員が次第に増えており、世論もまた 支持している。キム・ジェチョル社長による2年間の金権統治で社内民主主義は 崩れ、MBCは権力の放送になった」とし、「即刻キム・ジェチョル社長を解任 しろ」と主張した。

彼は「国民に公正放送として生れかわるまでストライキを止めないと約束した。 訪問委の解任案が通過しなければ、われわれは今、外に出てその矢を政府に 向ける」と話した。

MBC労組のチョン・デギュン首席副委員長は「キム・ジェチョル社長は地域民放 を効率性を理由に統合し、多様性と地域性を根こそぎ壊してしまった」とし、 「キム・ジェチョル社長が退陣しなければ、19地域のMBC労働組合は共同闘争を 始める」と話した。

一方、KBS労組は23日にストライキ賛否投票を終え、結果によってストライキに 突入するものと見られる。言論労組の関係者は「投票の結果がストライキ突入 になる可能性は非常に高い」と説明した。また、YTN労組もまた28日までストラ イキ賛否投票をするという日程なので、報道機関のストライキが連続しそうだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-02-27 08:50:44 / Last modified on 2012-02-27 08:50:54 Copyright: Default

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