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「双竜車が二回解雇して死に追いやった」

双竜車支部、会社が責任を取るように強く闘争する

ウ・ヨンヘ(京畿)記者 2012.01.31 15:03

双竜車労組は、1月20日に死亡した双竜自動車希望退職労働者について「会社側 が2009年の整理解雇で強制希望退職をさせ、その後、技術伝授を理由に正規職 採用を約束し、契約職で採用したが結局、約束を破棄して二回解雇をした」と 主張し、波紋が予想される。

1月31日午前11時40分、金属労組双竜車支部と希望の歩みの参加者は駅三洞にあ る双竜車ソウル事務所の前で「20番目の社会的な他殺、故カン某組合員死亡」 に関する記者会見を開いた。記者会見には、キム・ドクジュン双竜車支部首席 支部長をはじめ、希望の歩みの参加者など約20人が参加した。彼らは記者会見 で、20番目の死亡者について「会社側が故カン某組合員を二回も解雇した」と 主張し、会社側の責任を要求する抗議書簡を提出した。

記者会見の参加者は、△会計操作による不当な整理解雇撤回、△整理解雇者、 懲戒解雇者、無給休職者、停職者、非正規職解雇者の福祉、△不当解雇による 社会的殺人に対して故人と家族にひざまずいて謝罪、△無能な双竜車経営陣の 辞任を要求した。

20日、自宅で眠っていて心臓まひで死亡したカン某氏は、2009年の構造調整の 時に希望退職した。双竜車支部によれば、カン氏はプレス生産チームの某部署 で働き、当時会社は部署職員10人のうち担当者1人を残して全員整理解雇した。

これに対して双竜車支部は「会社側は整理解雇人員の数を合わせるために装備 を動かす最低限の人員もすべて解雇した」とし、当時の整理解雇が数合わせ式 の整理解雇だったと主張した。

双竜車支部は「使用者側は構造調整以後に生産を再開したが、プレス生産チー ムに装備を動かせる人員がなく、カン氏を正規職として採用すると約束した」 と主張した。またカン氏は契約職として採用され、職員に装備教育を行ったが、 その後、会社側は約束を守らず契約しなかった」とし「会社が二度解雇した」 と説明した。

双竜車支部はカン氏の遺族との通話で「今回の事件を伝えてくれと報道機関に 頼んだ」とし、「故人は解雇で苦しんできたと言った」と伝えた。

記者会見に参加したチョン・ウィホン民主労総首席副委員長は20番目の死亡の 知らせに残念さを隠さず、「会社が(カン氏が)技術移転をすると、もう契約 せず路上に追い出した」と双竜車会社を糾弾した。

チョン・ウィホン首席副委員長は続いて「2009年、上海資本が労働者を路上に 追い出して約束を守らなかった食い逃げ資本の態度は、今のマヒンドラ資本の 態度は全く同じだ」とし、「双竜車解雇労働者と非正規職労働者、無給休職者 の即刻復帰」を要求した。

ヤン・ドンギュ金属労組副委員長は「カン氏は二回解雇され、深刻な憂鬱症に かかった」と会社側の態度を糾弾した。

ヤン副委員長は「20人の労働者家族が命を失った。会社側はもう死を幇助せず 労働者の働く権利を保証しろ」と会社側に警告メッセージを送った。続いて 「続く死は解雇された人だけの問題ではないことを示す」とし「政界は見かけ が良い福祉ばかりを語るのではなく、解雇者と家族の苦痛を直接解決するため に動け」と主張した。

キム・ドクジュン双竜車支部主席副支部長は「19人の死の後、切迫した気持ち で希望テントを設置した」とし、「昨日、20番目の死の知らせを聞き、悲痛な 気持ちだ」と話した。

一方、双竜車関係者はカン氏の契約職で技術を伝授したことについて「会社か らはまだ公式の立場は出していない。だが会社が確認したところ故人は契約職 や日雇いで働いていたことはない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-02-01 01:19:47 / Last modified on 2012-02-01 01:19:48 Copyright: Default

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