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3000人が希望で双竜車工場を包囲

「整理解雇を防ごう。笑いながら、最後まで共に闘争!」

シム・ヒョンホ メディア忠清記者 2012.01.14 09:22

双竜自動車の整理解雇撤回を要求して集まった約3000人の労働者が工場を希望 で包囲した。

▲双竜自動車支部組合員は12月30日、使用者側により押し出された野宿座込場の位置を元の場所に移動させた。

1月13日午後7時から始まった1部イベントは、ソウル上京闘争を終えて到着した 金属労組の組合員であふれ始め、全国各地から多くの市民と学生が集まった。 ほとんどが希望バスで韓進重工業整理解雇撤回闘争に連帯した人々だった。

イベントは発言と文化公演を中心に続いた。『2次工場包囲の日』の広報映像で 始めた1部イベントは、希望テント村の一日村長を引き受けた民主労総のキム・ ヨンフン委員長の歓迎の挨拶へとすぐ続いた。

キム委員長は「村長として、2日間、請願をきちんと処理するように努力する」 と話し始めた後、「われわれの最大の請願は、整理解雇・非正規職ない世の中 だ。すべての組合員と共にこの大きな請願を大切にし、2012年を共に闘って 必ず勝利しよう」と声を高めた。

続いて双竜車家族対策委員会の挨拶が続いた。イ・ジョンファ氏は「希望テン ト、わっとを通じ、解雇されたすべての人々が作業服を着て工場の門の中に歩 いて入ることができる日、『共に生きよう』と書かれたチョッキを脱ぐことが できる日が来ることを。私の声がかすかな鐘の音で皆さんに届き、3次、4次の 希望テントで、勝利できることを祈る」と気持ちを伝えた。

また、最近、現場弾圧で組合員焼身事件が起きた現代自動車支部のムン・ヨン ムン支部長は、双竜車支部に闘争基金を渡しながら「共に痛みを分けあう。 整理解雇を撤回させるため闘うことを約束する」とし「今、新しい闘争を作ろう」 と強調した。

▲パク・サンチョル金属労組委員長

1部の最後の発言をした金属労組のパク・サンチョル委員長は「死を防ぐ委員長 になると話した。怒ってばかりいるのか、行動しなければならない」とし、 「一緒に民主労総の政治ゼネラルストライキをしよう。今や歴史を恐れず、 歴史を作るわれわれになり、歴史の前に恥ずかしくないわれわれになろう」と 強調した。

金属労組委員長の闘争宣言で始まった『包囲作戦』
「双竜車の仲間たちは自殺したのではなく資本と政権が虐殺した」

パク・ソンチョル金属労組委員長の「今から双竜車工場包囲する」という宣言で、 『2次包囲の日』参加者の『包囲作戦』が始まった。

爆竹3千本が参加者に配られ、工場の正門に向かって鳴らし始めた。警察があわ て始めると、彼らは工場正門に移動して双竜自動車の国政調査を要求する横断 幕を広げ、12月30日、使用者側により押し出された野宿座込場の位置を元の場所 に移動させた。

この過程で警察と衝突になった。参加者が工場に入ろうとしていないのに突然 工場の中から登場した警察が正門の内側に配置され、これに抗議する騒ぎが起 きた。工場周辺に散った参加者は、双竜車工場を見ながら『整理解雇撤回』の シュプレヒコールをあげた後、舞台へと移動した。

すぐに始まった2部は、『1次包囲の日』で一日村長をしたペク・キワン先生の 連帯発言で始まった。ペク先生は「双竜車労働者の皆さんは、ただやられるば かりだった。今、こわれた石のかけらが怒りの火になり、立ち上がって李明博、 双竜車主人を審判しよう」と強調した。

双竜車支部のキム・ジョンウ支部長も「もうこれ以上死ねないから、仲間たち に訴え、手を差し出した」とし「戦う者だけが未来を勝ち取り希望を得ると習っ た。民主労総、金属労組、市民の名でもっと多くが集まり、整理解雇・非正規職 のない世の中のために共に戦おう」と話した。

野4党代表と国会議員の発言に続き、コオロン、才能、仁川空港税関、全北高速 労組の闘争事業場発言と、韓国合成、スターケミカルズ、韓進重工業、チュヨン テック労組の闘争勝利事業場の発言が続いた。また、後援酒屋のため参加でき ないパノルリムは手紙を送り、ユソン企業家族対策委のパク・ジュンヨン代表の 発言もあった。

パク代表は「ユソン闘争は終わったと思われているが、まだ終わっていない。 金属労組、双竜車支部組合員に言いたいのは、困難の中で苦しんでも勝ち抜く 方法は、最後まで闘争することだ。それだけが真実で、ユソン家族も最後まで 連帯する」と約束した。

3部イベントはキム・ジンスク指導委員と共に
「整理解雇を防いで笑いながら最後まで共に闘争!」

▲キム・ジンスク民主労総釜山地域本部指導委員

文化大騒ぎの3部イベントの開始は、韓進重工業の85号クレーンで309日間高空 籠城を続けた民主労総釜山本部のキム・ジンスク指導委員の発言だった。『2次 包囲の日』参加者は、舞台の一番前に集まり、一言一言に耳を傾けた。

キム指導委員は「2次で終わるだろうと思っていた希望バスが5次まで続いた時、 才能、双竜車、全北バスの仲間たちに申し訳なかった。私たちにも希望バスが きてくれと言うべき仲間たちが希望バスを作り、そのバスを影島まで来させた」 と話した。

続いて「解雇は殺人だというその気持ちで影島まできて、放水銃にも毅然とし ていたその気持ち、キム・ジンスクをまたクレーンで越冬させず、その気持ち で最後までやり抜いた仲間たち。双竜車の仲間を生き返らせよう。19番目の 殺人をしたあいつらの20番目の殺人は防ごう」と話した。

一方、希望テント村の入居者は1月14日の午前7時に起床し、9時から2次包囲 作戦を進める。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-01-14 22:58:46 / Last modified on 2012-01-14 22:59:01 Copyright: Default

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