韓国:造船所下請労働者、今度は一方的な賃金カット | |||||||
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造船所下請労働者、今度は一方的な賃金カット30日のセジン重工業爆発事故に続き、今度はSTX造船で賃金カット
ユン・ジヨン記者 2012.01.03 18:13
昌原のSTX造船所が新年早々、社内下請非正規職労働者の賃金を一方的に削減 すると言い始め、問題になっている。 特に12月30日、蔚山セジン重工業の爆発事故で下請労働者4人が死亡したのに続 き、また造船所社内の下請労働者賃金削減の議論が浮上し、造船業全般での 非正規職問題が問題になっている。STX造船は12月30日、爆発事故が発生した セジン重工業メガブロックの発注元と言われる。 [出処:蔚山労働ニュース資料写真] STX造船塗装チームに所属する下請労働者は、1月2日に一方的に会社から賃金 カットの通知を受けた。経済難で日当1万ウォンと手当て10万ウォンを削減する という。STX造船非正規職委員会の関係者は「1月2日、二か所の下請業者が 賃金カットを一方的に通知し、昨日の作業拒否に続いて今日は宣伝戦を行った」 と説明した。 何よりも、今回の賃金カットが、STX造船のすべての下請労働者に拡大する恐れ も提起されている。関係者は「現場では今すべての非正規職下請労働者の賃金 が30%削減されるという噂が飛んでいる」とし「今回の素地工の賃金カットが 抵抗なく行われれば、元請はすべての下請労働者の賃金削減を強行するだろう」 と説明した。 STX造船は前回の特別勤労監督の期間にも下請労働者に休業手当てなく作業待機 を通知した。勤労基準法によれば、会社の帰責事由で休業する場合、平均賃金 の70%を休業手当てとして支払う。だからSTX造船海洋正規職労組と金属労組 慶尚南道支部は、STX造船海洋元請と交渉し、特別勤労監督期間の休業手当てを 1月20日までに支払うことで合意した。 現在、STX造船で働いている正規職労働者は2000人だが、社内下請労働者は 4500人にのぼる。船を作る生産工程の80%を非正規職が担当しており、正規職は 20%が工程を担当するという。 特に、ここの非正規職労働者は賃金カットだけでなく、劣悪な作業環境にもさ らされている。関係者は「他の大型造船所より、勤務環境と作業環境が悪い方 に属し、昨年5人の労災事故の4人が下請労働者だった」とし「元請が責任を持っ て安全管理をしなければならないが、何でも下請に押し付け、下請は安全管理 そのものができないシステムなので、問題が深刻だ」と伝えた。 だが非正規職労働者が処遇改善のために労組を結成しようとしても、雇用継承 の拒否や廃業で解雇されるのが常だ。2010年5月、STX造船のH社内下請業者所属 の労働者15人が労組を結成すると、会社は彼らに業者廃業による解雇措置を取った。 一方、金属労組STX非正規職委員会は「STX造船海洋の下請労働者も大韓民国の 国民であり、勤労基準法の適用対象であることを会社側は忘れてはならない」 と強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-01-04 00:12:34 / Last modified on 2012-01-04 00:12:37 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |