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現代車非正規職組合員総会...「闘争体系の構成を」

非常対策委を新しく構成して早期に支会長選挙

ヨン・ソンノク(現場記者) 2011.11.21 12:04

「われわれの闘争は終わっていない」

現代車非正規職支会は11月20日午前、北区のノンソ小学校体育館で組合員総会 を開き、すべての社内下請非正規職労働者の正規職化を要求してストライキを した1年前の闘争の意味を再確認し、早期に支会を正常化して闘争体系に転換す ることを決議した。

総会の参加者は、現代車に対する闘争について考えることも時間が不足すると し、△支会運営の透明性と民主主義拡大を通し、不正と分裂清算、△支会を中心 に団結、△支会を早く正常化して至急組織を闘争体系に転換、△不法派遣の 総責任者、鄭夢九拘束闘争、△3支会八大要求完全争奪を決議した。

総会では、報告案件として勤労者地位確認訴訟の進行の経過、イ・サンス前執 行部の金属会計監査結果報告書と後続処理状況の報告、非常対策委のチョン・ ヨンジュ前事務長組合費流用の件の真相調査委員会結果および後続処理状況 報告が行われ、議論案件として支会正常化方案に関する議題を扱った。

非正規職支会は、労働組合幹部の組合費流用件による混乱を克服するために、 総会で真相調査委員会の会計帳簿を公開して支会正常化のための第一歩を踏み 出した。

イ・サンス前執行部に対しては、組合費流用に関する公式な謝罪が行われてい ない点を組合員が指摘し、イ・ウンファ非対委員長は公式な立場を明らかにせ ざるをえないのではないかと話したが、連絡がつかなかったといった。他の組 合員は現在、ソウル市良才洞で集会申告一人デモをしているイ・サンス前支会 長が蔚山に帰ってくれば、非常対策委で会って、公式立場を明らかにすること を要求した。

代議員大会で問題になったイ・サンス前執行部への嘆願書については、これま で現非常対策委に参加していなかった事業部があったので、新しい非常対策委 が構成されれば今後、公式にその問題を議論して整理するものと予想される。

また非常対策委のチョン・ヨンジュ前事務局長の組合費流用の件についても、 真相調査委員会の組合費使用関連報告を聞いた組合員は、個人の問題を別として、 厳重に責任を問い、欠損分の組合費を還元することで対処すべきだと主張した。

チョン・ヨンジュ前事務局長の組合費流用に関し、非常対策委員会は総会後、 1週間以内に弁護士と相談して、法的訴訟を予定していると明らかにした。

組合員たちは総会で、現在の非常対策委員会は解雇者が中心なので、これを 事業部別に現場組合員1人、解雇者1人の非対委員を選び、新しく非常対策委員会 を作ることに同意し、新しい非常対策委ができれば支会正常化に総力を傾け、 新指導部を選出できるようにしようということに同意した。

「現代車は不法派遣を認め、すべての下請を正規職化しろ」...訴訟進行中

現代車非正規職支会組合員の勤労者地位確認訴訟の進行の経過を見ると、3支会 (牙山、全州、蔚山)の30件の訴訟を4つの事件に併合して訴訟を行っており、 1月13日に不法派遣に関する現場検証を蔚山工場で行うことが予定されている。

非正規職支会の訴訟を担当している民主労総蔚山労働法律院チョン・ギホ弁護士 は、忠南地方労働委員会の決定について「現代車非正規職労働者を使用する 実質的な使用者は、下請業者ではなく現代車であり、現代車の就業規則や団体 協約による手順を踏まない懲戒・解雇は不当」と解釈し、意味を付与した。

▲セナル法律院チョン・ギホ弁護士が非正規職支会組合員の勤労者地位確認訴訟と不当労働行為救済申請関連法進行過程を説明している。

彼は、勤労者地位確認訴訟の他に蔚山の場合地方労働委員会に不当労働行為の 救済申請を行い、事業部ごとに自分の審問の日に月次を出しても参加するよう 要請した。これは救済申請により、解雇者や停職者が現場に出入できるという 点で重要な意味を持つ。

この日の総会には、2部の会議の前に行われた1部のイベントには現代車牙山と 全州支会、キリュン電子支会と民主労総蔚山本部、蔚山地域解雇者協議会、 現代重工業社内下請支会、金属労組蔚山支部、非正規職闘争本部、民主労働党、 進歩新党、統合連帯、蔚山移住民センターが参加した。

1部のイベントで、民主労総蔚山本部のキム・ジュチョル本部長は、「非正規職 支会が昨年の闘争で、南韓社会に非正規職問題を大きく提起した。残念な点もあり、 懲戒者も苦しく、現場弾圧も多かったが、ストライキ1周年総会で、力と方向が 一致し、支会の力が極大化することを願う」とし「民主労総蔚山本部も中心に なって、連帯の力を最大限引き出す」と明らかにした。

金属労組のチェ・ジョンミョン副委員長は「朝から総会場に使用者側管理者と 警察の車が出動し、多くの弾圧があったが、組合員たちはそれを突破してここ に集まった。祝賀される席であり、団結の気勢を集めて反撃する時期だ。韓国 の非正規職構造で、資本は途方もない利益を上げたが、彼らはコーナーに追い 詰められている。内部の組織力を集中し、中の組合員を集め、全国の社内下請 労働者を集めていこう」と主張した。

民主労働党のキム・チャンヒョン蔚山市党委員長と蔚山統合連帯のノ・オッキ 代表は「25日間のストライキを打ち抜いて、苦しい時間もあったが、現代資本 のあくらつな弾圧を生々しく見た」とし「非正規職の戦いの勝利に向かって、 共に走って行く」と明らかにした。

統合連帯の趙承洙(チョ・スンス)(蔚山市北区)国会議員は「1年前、小さな力だ が一緒にできたことは、非正規職の仲間たちが戦っていたためだった」として 「民主労働党と統合連帯、国民参与党が統合記者会見を今日開く。もっと大きな 海に出て行くためだ。しかし非正規職撤廃なしでは一歩も前に進めない。すべて の政治的過程で野党圏統合の原則は、進歩の独自性と二極化の核心である非正規職 撤廃で、これに同意する勢力と手を取って非正規職の仲間と共にする」と話した。

▲蔚山現代車非正規職支会総会に参加して連帯発言をする現代車牙山ヤン・フェサム主席副支会長(左)と現代車全州キム・ヒョチャン支会長.

「不法派遣撤廃」...蔚山、牙山、全州支会また戦いを

現代車牙山支会のヤン・フェサム主席副支会長は「牙山の組合員の中で約80人 が肋骨骨折以上の重傷を負いながらも、涙を流さず笑うことができた。それは 私たちの闘争が正当だという自信からきている。きちんとこの戦いができなけ れば、正規職でも非正規職でも、労働組合の未来はない。金属がきちんと役割 を果たしてくれと注文したが、闘争主体であるわれわれがしっかり戦わなけれ ば、連帯もない。2012年を迎える闘争で、ソウル市良才洞で格好良く戦おう」 と語った。

現代車全州支会のキム・ヒョチャン支会長は「総会に参加するため明け方5時に 出発した時は、はがゆい気持ちだったが、蔚山にきて希望が見えた。仲間たち と共にこの1年を思い出し、3支会がまた力強く闘争をしていこう。3支会が現場 を力強く組織すれば、必ずわれわれは勝利する」と話した。

現代車支部非正規職のカン・ビョンテ分科部長は「世の中に『非』の文字が入 るものはとても荷が重い。『違う非』の文字だ。世の中に『非』の文字はあっ てはならない。頼りあい、理解して、討論して、一つになって進まなければな らない。非正規職支会が一つになる時、現代車支部も何物も区別なく共に戦え る」と述べた。

非正規職支会のイ・ウンファ非対委員長は「試行錯誤も多く、叱責と忠告もあっ た。しかし支会正常化をいつも悩んでいた。その日が一日も早く来ることを待 ちこがれている」と話した。

▲パク・ヒョンジェ総会準備委員長が事業部別総会準備委員を紹介している。

総会の結果により、現代車非正規職支会は事業部別に現場委員と解雇者を一名 ずつ選び、非常対策委員会を新しく設置して近いうちに支会長選挙を行なって 支会を正常化するものと予想される。現在、非正規職支会の現場では、支会長 選挙の準備が進められているという。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-22 14:20:06 / Last modified on 2011-11-22 14:20:08 Copyright: Default

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