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ユソン企業、一方的な教育を強行...免職処分も

労組「最終復帰日が近付き、教育と懲戒で労組を圧迫」

シム・ヒョンホ記者 2011.08.30 11:44

金属労組ユソン企業支会の順次復帰が最終段階になり、ユソン企業会社が教育 と懲戒を強行している。その上、会社は組合員に教育に参加しなければ、無断 欠勤7日で『免職処分』すると強迫した。

▲ユソン企業会社は29日付で牙山支会復帰者に教育を命令し、無断不参加時「免職処分」すると明らかにした。[出処:ユソン企業牙山支会]

8月29日、ユソン企業牙山支会の復帰者16人は、会社から『教育待機および教育 命令書』を受け取った。命令書で会社は、9月1日から9月9日まで(土日を除く) 江原道春川市で教育をするので参加することと、不参加は無断欠勤で、月7日 以上は就業規則により免職処理できると明らかにした。牙山支会は、「今回の 会社の教育命令は一方的」と拒否した。

また、8月22日から26日までの牙山支会復帰者約60人に対し、会社は26日付で 8月29日から9月3日まで、忠南道鳥致院での教育を命令した。教育の内容は経営 ゲーム、変化管理能力およびリーダーシップ涵養、チームビルディング、役割 ゲームなどだ。支会はこの教育命令も労働組合と協議していないとし拒否した。

金属労組ユソン企業牙山支会はこのような状況は「労使が合意した最終復帰日 の8月31日が近付き、会社は教育と懲戒で圧迫している」と解釈した。特に会社 はこれまで延期していた懲戒委員会を9月5日から9月9日まで5回にわたって開催 すると再び通知した。今回の懲戒委員会の対象は、牙山嶺東支会の組合員120人だ。

▲ユソン企業会社は懲戒委員会開催を開くとし、嶺東と牙山の組合員120人のリストを文書で支会に伝えた。[出処:ユソン企業牙山支会]

ユソン企業支会のユン・ヨンホ共同非対委員長は、「今のような会社の一方的 な教育日程の通知には従えない。だが、牙山支会が教育を無条件に受け入れないと いうのではない」とし「労使間の協議で調整できる。したがって、支会が要求 しているのは集団的労使関係の中で労働組合を認めろということだ」と指摘した。

これに関し、会社の立場を聞こうとしたが、電話通話ができなかった。

一方、8月29日までに復帰する嶺東支会の組合員65人は、会社の教育および面談を 拒否し、生産ラインに入れずにいる。会社は用役警備と管理者を動員し、組合員の 生産ライン出入を基本的に禁じている。嶺東支会は「集団的労使関係で労働組合を 認めろ」と要求した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-31 02:32:24 / Last modified on 2011-08-31 02:32:24 Copyright: Default

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