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[2信]希望バス5千人が清渓広場に殺到

整理解雇、非正規職のない世の中作り...万民共同会開始

合同取材チーム 2011.08.27 18:21

警察が光化門一帯を占領した中、4次希望バス参加者が午後6時光化門交差点と 清渓広場に続々と集まり、事前イベントと万民共同会を進めている。

[出処:合同取材チーム]

[出処:合同取材チーム]

午後6時20分頃、全国非正規職労働者連帯会議に所属する清掃施設管理労働者と 特殊雇用労働者など約400人は『この時代の塩の花、4次希望バスに非正規職が 搭乗する』で、デモ行進して清渓広場一帯を歩きまわった。彼らは清渓広場を ひとまわりして光化門交差点に向かおうとして、東亜日報社歩道側に移動した が、警察に阻止されて進めなかった。

光化門交差点に進めなかった参加者は、午後6時50分頃に清渓広場で万民共同会 の事前イベントを進めた。また、光化門交差点で待機していた参加者は『警察 が光化門交差点から広場への道をふさぎ、妨害工作を続けている』とツイッター で知らせてきた。希望バス企画団は、清渓広場の参加者が増え、場所が狭く なったため、警察の撤収を訴えている。

清渓広場5千人殺到、万民共同会の事前大会が始まる

清渓広場に集まった参加者5千人は、午後6時50分に万民共同会事前イベントを 始めた。

[出処:合同取材チーム]

[出処:合同取材チーム]

事前イベントの開始は、8月22日から光化門KT前で野宿座り込みをしてソウルの 全域を走りまわった韓進重工業、双竜車、コルト・コルテック、才能学習誌、 ヴァレオの解雇者で構成された『塩の花畑共同闘争団(塩の花畑共闘団』事業場 の発言だった。

釜山から来たチョン・ギウォン韓進重工業解雇者は「キム・ジンスク指導委員 のクレーン高空籠城が240日になりつつある」と連帯発言をした。

チョン氏は聴聞会で「趙南鎬(チョ・ナモ)会長が頭を下げていた。だが趙南鎬 会長は、自分を保護してくれる政府と警察にありがとうと頭を下げたのではな いか」と疑問を示した。

続いて彼は「趙南鎬会長は聴聞会で交渉をして時間を浪費し、4次希望バス以後 に先送りして知らんふりをしている」とチョ会長の変わらない態度を糾弾した。

2009年、整理解雇のターゲットになり、今まで『整理解雇撤回』と『解雇者 復職』の要求を続けて戦ってきたキム・ジョンウ金属労組双竜車支部長は 「整理解雇、非正規職ない世の中を希望バスと共に作ろう」と連帯発言をした。

キム支部長は「韓進の痛みを誰よりも知る私の問題なので、千里の道を歩いて 韓進重工業労働者と連帯した。だが資本は用役を動員して労働者を殺し、解雇 している」とし、希望を共に作るために闘争しようと訴えた。

カン・ジョンスク学習誌労組委員長は「ここにいる5つの事業場の座り込み日数 を合計すると5千日を越える。資本は労働者という理由で苦痛を負わせ、解雇す る。なぜ労働者がこうして何の誤りもない労働者が死ななければならないのか」 と叫んだ。

続いてコルト・コルテック支会のイ・イングン支会長とヴァレオのイ・テクホ 支会長の発言が続いた。彼らは「整理解雇、非正規職ない世の中は可能だ」とし 「共に希望を勝ち取ろう」と話した。

最後に才能学習誌支部のユ・ミョンジャ支部長は「今日われわれはバス、列車、 飛行機、さらに希望の船を浮かべた。非正規職労働者は『整理解雇、非正規職 のない世の中は可能だ』と宣言する。もう屈することなく非正規職のない世の 中のために前進することを宣言する」とし、希望を語った。

4次希望バスの参加者は事前大会を終え、午後8時頃、万民共同会を始めた。

[出処:合同取材チーム]

訳注:「万民共同会」は、李氏朝鮮末期に作られた独立協会が開催した一種の公開討論会で、多くの討論を通じて民主主義思想を発展させた

[1信] 4次希望バス始動、光化門緊張高揚

6時30分から光化門交差点文化祭予定

4次希望バスのイベントを前にして、集結地のソウル市光化門と清渓広場一帯に 戦雲が漂っている。

これまでの1、2、3次希望バスの開催地は釜山影島造船所の近くだったが、8月 27日から2日間の4次希望バスは、ソウル市光化門と青瓦台一帯などの都心で進 められる。警察は27日午後から112中隊9千人の警察兵力を光化門、太平路、 青瓦台方面に配置し、街頭への進出を源泉封鎖した。

希望バスの主催者側は、光化門、清渓広場に集会申告を出している。だが午後 2時30分頃から舞台を設置する主催側と警察が1時間ほど小競合が続いた。希望 バス関係者は「舞台を設置し始めた2時頃から、警察兵力2小隊程度が舞台を取 り囲んで妨害し、1時間ほど小競合が続いた」と明らかにした。

特に主催側は6時30分頃から行われる予定の『万民共同会』集会を太平路道路で 行う予定だが、警察が車壁を積んでこれを阻止しており、衝突は不可避な状態 だ。希望バスの関係者は「参加人員が何人になるのか予測できないが、最低で も2万人程度になる。そうなると清渓広場ではこの人員を受け入れられない」と し「やむをえず最初のイベントは太平路でせざるをえず、衝突も予想される」 と明らかにした。

実際に地域から出発する『希望バス』は43台で、1500人(警察推測)から2000人 (主催側)程度だ。また、主催側は中部圏から電車や乗用車で出発する参加者と ソウル地域の参加者を入れると2〜3万程度の規模を予想している。

また主催側は、ソウル都心一帯の43か所で集会申告を出したが、清渓広場しか 集会許可がおりていない。そのため都心のあちこちで行われる文化祭とデモ行 進などで警察との衝突が起きるほかはない状況だ。28日には青瓦台に近い仁王 山(インワンサン)登山など、青瓦台近くでのイベントも警察が『厳正対応』を 表明しており、衝突が憂慮される。

現在、希望バスの参加者が続々と光化門一帯に集結しており、5時30分からは非 正規職労働者が事前イベントを行なっている。公共労組ソウル京畿支部所属の 清掃労働者と貨物連帯、学習誌労働者などの非正規職と特殊雇用労働者約500人 は、5時30分に清渓広場さざえ塔の前に集まり、デモ行進を行った。

一方、参加者は午後6時30分頃から光化門交差点で、『長い話は必要ない、万民 共同会』集会を開き、集会の後には『もうひとつの世の中でよどみなくワハハ』 文化大騒ぎが開催される。翌日の28日午前10時からは青瓦台に近い仁王山登山 が準備されており、午後2時に韓進重工業本社前で整理集会を開く計画だ。(ソウル= メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン、チャムソリ合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-27 23:23:21 / Last modified on 2011-08-28 17:29:52 Copyright: Default

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