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韓進重クレーン死守隊、シン・ドンスン組合員が断食9日目

「小さな存在だが、何かの方式で力になりたい」

ヨン・ソンノク(現場記者) 2011.08.23 13:35

韓進重工業85号クレーン死守隊のシン・ドンスン組合員がハンストを始めて 今日で9日目になる。

シン・ドンスン組合員は8月15日からハンストを始めたが、外部に知らせなかっ た。キム・ジンスク指導委員と、他の3人の死守隊組合員は強く引き止めたが、 本人の意志が強く、20日にキム・ジンスク指導委員の希望時局大会の電話連結 の途中にシン組合員がハンストをしている事実が外部に伝えられた。

死守隊のパク・ソンホ組合員(整闘委解雇者代表)は「同僚の立場としては、ハ ンストをするのなら一緒にするべきだが、整理解雇問題は一日で撤回されるよ うなものではないので、やめるよう薦めたが、シン・ドンスン組合員の意志と 気持が強く、その心を思いやることが正しいと思った」とし「今はこの事実を 知って、共に力を集めなければならない」と明らかにした。

シン・ドンスン組合員は昨年、韓進重工業蔚山工場から釜山影島造船所に配置 転換され、今回の韓進重工業整理解雇の過程で解雇通知書を受けた。

シン・ドンスン組合員と電話で、心情を聞いた。

「2003年にキム・ジュイク支会長が亡くなり、クレーンから直接連れて降りて きた。遺灰を一握り撒いた人なのに、キム・ジンスク指導委員が85号クレーン に上がって、とても苦しかった。もうこれ以上人が死んではいけない。

趙南鎬(チョ・ナモ)会長が聴聞会でパク・チャンス、キム・ジュイク、クァク・ ジェギュの顔を知らないといった。韓進重工業会社側が人を人と見ているのか と疑問がわいた。会社側に人命が尊いということを言いたかった。

2003年にとても衝撃を受けた。その時、組合員たちは割れた後で、キム・ジュ イク支会長は命をかけた。あの人が亡くなり、クァク・ジェギュ烈士はドック から落ちて死に、7年が過ぎた。そして2011年、われわれは希望退職書を書く人々 を横で見守りながら、ここまできた。

もし会社がクレーンを動かせば、死を辞することなく戦う。

クレーンの上から見下ろすと、家対委の小さな子供たちが見える。路上を走る 姿がつらい。会社の整理解雇政策は間違いだ。経営上の困難なら、そして会社 を正常化する気持があるのなら、若い労働者を整理解雇するのではなく、一銭 でも賃金が高い定年前の人々をまず対象者にするはずだ。会社の論理は納得で きない。

しかし経営状態を見れば、整理解雇をする程の困難はないと誰も言うが、 また私たちもそう判断する。

韓進に入って楽しかった時間はあまりなかったようだ。悪いことばかりで、妻 と家族に申し訳ない。妻は今でも昼夜2交代で私の代わりに生計を立てている。

私がハンストを始めて、周囲を心配させると思うが、命を賭けて85号クレーン を守るという意志と見てほしい。小さな存在だが、どんな方法ででも力になり たい」。

▲6月27日の行政代執行以後クレーン死守隊はキム・ジンスク指導委員が立て籠もっている85号クレーン中間で58日間座り込みをしている。キム・ジンスク指導委員のクレーン高空籠城は23日で230日目をむかえた。現在85号クレーンには電気が供給されていない。

6月27日の行政代執行以後、クレーン死守隊はキム・ジンスク指導委員が立て籠 もっている85号クレーン中間で58日間、座り込みをしている。キム・ジンスク 指導委員のクレーン高空籠城は23日で230日目をむかえた。現在85号クレーンに は電気が供給されていない。

雨がしとしと降り、日が突然陰って、寒さも感じられる。シン・ドンスン組合 員は、腰の状態が良くない。状態が悪くなっても、クレーンの上でパスを貼る のがすべてだ。

シン・ドンスン組合員がハンストを解いて、クレーン座込者たちが健康にクレー ンから降りるために、韓進重工業会社側が一日も早く進展した案を出して整理 解雇問題を解決すべきだという声が高い。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-24 08:23:15 / Last modified on 2011-08-24 08:23:28 Copyright: Default

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