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趙南鎬韓進重会長、7月に国内にいた

3次希望バス控えて再出国...「無責任だ」議論が加熱

チャムセサン編集チーム 2011.08.17 15:13

趙南鎬(チョ・ナモ)韓進重工業会長は、7月には2週間、国内にいたことがわかり、 問題になりそうだ。

8月17日、韓進重工業が国会韓進重工業聴聞委員に提出したチョ会長の入管記録 によれば、チョ会長は6月17日に日本に出国し、フィリピン、香港、英国などを 経た後、7月13日に帰国した。チョ会長は26日まで国内に留まり、27日に米国に 出国したことが明らかになった。チョ会長は今月7日に帰国して、10日釜山市庁 で対国民要請文を発表した。

この記録によれば、チョ会長が対国民要請文を発表した時、50日ほど海外に留 まり、船舶受注活動をしたという使用者側の主張とは違う。

また、チョ会長が国内にいた7月中下旬は、7月30日に3次希望バスで整理解雇に 対する議論とチョ会長に対する入国世論が非常に熱かった時だ。当時、与野を 問わずチョ会長の責任が言及され、入国の圧迫が強く、3次希望バスを前に保守 勢力との対立も非常に激しくなっていた状況だった。

そうした状態で、入国の事実を隠して3次希望バスの前に米国に出国し、事態を さらに悪化させたという責任を免れるのは難しそうだ。

釜山日報の報道によれば、韓進重工業の李在鎔(イ・ジェヨン)社長は、「7月に チョ会長がしばらく帰国したのは正しい」とし「内部の会議で、事態が落ち着 くことを待つほうが良いと判断した」と滞留の事実を知らせなかった理由を釈 明した。また、イ社長は「後になると当時、(チョ会長が)早く出なかったことが 悔やまれる」と伝えた。

18日に予定された国会聴聞会の一日前に趙南鎬会長の国内滞留知らせが知らさ れ、チョ会長への議論も激しくなっている。

ハンナラ党聴聞委員のチャン・ジェウォン議員は「自分がオーナーの会社が、 途方もない社会的な問題を起こしているのに、国内にいてもこれを傍観してい たのは理解できない」とし「非難は当然」と指摘した。

韓進重労組の関係者は「韓進重工業の整理解雇をめぐり、労使はもちろん進歩 と保守が鋭く対立していた時点に、事態解決のキーを握るチョ会長は国内に いたのに動かず、出国したのは無責任な行動」と叱責した。

韓進重工業国会聴聞会は18日午前10時、国会環境労働委員会会議室(622号)で開 かれる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-18 12:52:20 / Last modified on 2011-08-18 12:52:25 Copyright: Default

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