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警察、ユソン企業労働者強圧捜査でまた議論

国科捜を動員してユソン企業労働者の採証判読...『異例』

特別取材チーム 2011.08.12 11:33

警察が金属労組ユソン企業支会と建設労組忠南建設機械支部組合員を対象に 『身体に対する令状検証』を発行し、国立捜査課学研究所での写真撮影を要求 し、『強制捜査』論議がおきている。

ユソン企業支会組合員2人と忠南建設機械支部5人は、8月11日午前10時〜11時頃、 牙山警察署知能捜査チームから8月22日の午前9時に出頭しろという通報を受けた。

該当組合員によれば、警察は6月22日のユソン企業工場前で、労組員と警察間で 起きた夜間衝突について国科捜に写真撮影をしに行かなければならず、警察署 に出頭するように、もし出席しなければ逮捕令状が発行されるなどの不利益に あうかもしれないと通知した。

牙山警察署の関係者は「採証資料と比較するために、国科捜で写真撮影をする 検証令状が発行された。出席要求書の発送前に電話で知らせた。何人に令状が 発行されたのかは言えない」とし、手続きにより令状を発行したと伝えた。

▲6月22日発生した夜間衝突件でユソン企業支会1人、建設機械忠南支部2人、民主労組忠南本部1人の拘束捜査が進行中だ。また、労組員3人に逮捕令状が発行された。

ユソン企業支会のイ・ジョンフン共同非対委員長は「今回の国科捜写真採証だ けでなく、警察はこれまで偏向的で過度な捜査を続けてきた。偽装車で13人も 轢いた用役警備は不拘束捜査で、労働者は拘束捜査だった。また、用役警備を 雇用して組合員を暴行したユソン企業の社長は何の処罰も受けていないが、 労働者たちは弾圧されつづけている」と声を高めた。

労組側のキム・サンウン弁護士は「警察が写真採証資料を判読したが、誰なの か明確に確認できず、同一性を判断するために国科捜で強制的に写真を撮らせ るのだが、これは異例であるばかりか強制捜査だ」とし、「警察の強制捜査は ユソン企業労使問題の至急な解決を要求する声が高まっている現在の状況に合 わない行動だ」と批判した。

これに関連して、ユソン企業支会組合員のコ某氏は今回の事件に反発し、「私 が調査を受けた時、採証資料の人ではないと否定すると警察が突然個人の携帯 電話で顔写真を撮ろうとした。『必ず撮らなければならない』、『撮らせなけ れば認めたとする』と脅迫的に話した」とし「結局写真撮影は拒否したが警察 はユソン企業と建設労組の組合員を犯罪者扱いしている」と不満を表わした。

一方、警察が6月22日の夜間衝突の後、9歳の子供に出席要求書を渡して『認証 ショット』を写したり、労組員の父親に採証資料確認するなど、『強圧捜査』 で、議論は絶えず続いている。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-14 04:24:10 / Last modified on 2011-08-14 04:24:11 Copyright: Default

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