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「特権層、腐敗経済人を赦免せず、良心犯を釈放しろ」

公安弾圧中断、8.15良心犯釈放要求の記者会見

パク・チュンヨプ現場記者 2011.08.04 16:16

8月4日午前11時、青瓦台清雲洞事務所の前で、公安弾圧を中断して8・15良心犯 釈放を要求する記者会見が開かれた。

50余りの政党、労働、人権団体は、△民生を破綻させ国政を壟断してきた権力 層の腐敗犯罪者を厳罰にし、すべての良心犯を釈放すること、△民主主義を圧殺 する公安弾圧を中断して労働者、庶民の人間らしく生きる権利を保障すること、 △国家保安法をはじめとする反人権悪法を撤廃し、思想と表現の自由を完全に 保障することを要求した。

[出処:ツイッター@reenjang]

彼らは今年の8・15赦免をしないという李明博政権の立場に『親財閥政権』の 『はしご外し』と強く批判した。彼らは「歴代政権の中でこれほど露骨に特権 層、腐敗犯罪者のために赦免権を乱発した政権もなかった」と批判し、これに 続いて良心犯赦免は「憲法制定者の国民が大統領に赦免権を付与した本当の理由」 と伝えた。

李明博政権は、執権期間中に5回の赦免を行った。そのうち3回の『光復節特赦』 で、サムスンの李健煕(イ・ゴニ)、現代車の鄭夢九、ハンファのキム・スンヨン など財閥総師と政治家数百人を赦免し、今回の光復節には「光復節赦免は例年 行事ではない」、「赦免権は厳格に行使し、できるだけ自制しなければならない」 という理由で赦免しないと話した。

記者会見団は、李明博政権が公安機関を利用して公安弾圧を行っていると伝え た。チャン・ミノ、イ・ビョンジン、ハン・サンリョル、チェ・ホヒョン氏を はじめ多くの良心犯が「政権の国家保安法の弾圧で、長い獄中生活を強要され」 ており、「ワンジェサン事件も反人権的な押収捜索」で、このような公安弾圧 で「野党圏連帯の主軸である民主労働党と民主党を牽制しようとしている」と 主張した。

また彼らは竜山惨事、双竜車ストライキを無慈悲に鎮圧して、多くの良心犯を 拘束した政府が、一抹の反省もなく、今では亀尾KECストライキ、貨物連帯闘争、 現代車非正規職ストライキ、全北地域バスのストライキで多くの労働者を拘束 し、最近では「『夜は眠らせてほしい』という当然の要求を掲げて闘争に乗り 出したユソン企業労働者を続々と拘束し、民主労組破壊に熱を上げている」と 伝えた。

記者会見に参加したユソン企業支会家族対策委員会のペク・ヨンミ事務長は、 「ユソン企業のユ・シヨン社長は、用役警備を雇用して労働者を殺そうとした。 チンピラに殴られ、頭蓋骨が陥没し、頬骨が陥没したのに拘束しようともしな い」とし「夫(ユソン企業支会キム・スンソク争議部長)は正当な権利を主張し て拘束された」としてくやしさを訴えた。続いてペク氏は「大統領が反労働的 な言葉でひどい労働弾圧をするので企業まで喜んでやる」と政府を強く批判した。

最後に記者会見団は「今度の光復節には不当に拘束されているすべての良心犯 を無条件に釈放し、赦免復権しろ」とし「韓進重工業の『希望バス』が見せる ように、貧困と『社会の二極化』で絶望に陥った国民は、今新しい希望を探し て直接行動に出ている。政府がいくら言論を統制して暴圧を行っても人間らし く暮らそうとする大衆の熱望を静めることはできない」と伝えた。(記事提携= メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-06 03:16:04 / Last modified on 2011-08-06 03:16:05 Copyright: Default

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