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暴雨の中の希望疾走、希望自転車が釜山駅に到着

一番苦しい時、双龍車解雇者との出会いが力の充電所

チョ・ソンウン記者 2011.07.09 20:24

蔚山から釜山まで80km。現代車非正規職支会の解雇者たちは、午後6時頃一人の 落伍者もなく無事に釜山駅に到着した。

暴雨の中での希望疾走は急激に体力を落とした。釜山に入り、信号待ちで 停止してまた自転車に乗って出発するのも苦しそうだった。

つらい時、また力になるのは闘争の歌たった。現代車非正規職解雇者は非正規職 撤廃連帯歌を一緒に歌いながら、互いに力を集めた。

釜山の東莱をすぎて、釜山鎮駅付近で現代車非正規職支会の数人の解雇者が脚 にけいれんが起きた。息が上がり、地面に座り込みたくなった時、希望疾走を 止めてしばらく休息を取っている状況だった。

体力的に一番苦しい時、現代車非正規職支会解雇者は千里の道を歩いてきた 双竜車解雇者と釜山鎮駅付近で出会った。

互いに体力は最低だったが、体のどこに力が隠れていたのだろうか。現代車 非正規職解雇者と双竜車解雇者は、苦しそうなそぶりはどこかに捨てて、 われ知らず笑いながら、手を差し出し抱擁して互いに励ましあった。

今、釜山駅まで十数分の距離、現代車非正規職支会の解雇者たちに双竜車解雇者 たちは、一番強い力の充電所であり、脚にけいれんが起きた仲間たちも新しい エネルギーでまた立ち上がった。

現代車非正規職支会の解雇者たちは、午後6時頃、一人の落伍者もなく、無事に 釜山駅に到着し、彼らは自分たちの目標を互いの協力で達成した。現代車 非正規職解雇者たちは、一番つらく苦しい時間の中で作り出した互いの協力で、 新しい闘争に進むだろう。

[3信]現代車非正規職解雇者が笑う

分裂を越え、団結で、闘争で、希望自転車は走る

梁山に入ると雨がやんだ。現代車非正規職解雇者たちが笑い始める。

昨日、希望自転車の準備で集まり、旗を作り文字を書いて「ソク姉さん」に会 いたい気持を表現し、解雇者たちは本当に久しぶりに笑った。互いにいたずら もしながら、自分がまず行動しながら、解雇者たちが笑う。

現代車解雇者が内部の分裂を越え、団結で、闘争で笑う。ウンチョンをすぎて 上り坂になった時、暴雨が降って、送れた解雇者たちを待ちながら、互いに励 ましあい、自ら歯をくいしばり、その苦しい時期を一緒に耐えた解雇者らが笑う。

その笑いの肌、その温みを解雇者は記憶し、資本の弾圧を簡単に越えるだろう。 85クレーンのキム・ジンスク民主労総釜山本部指導委員が作った感性的で情緒的な 闘争共同体だ。

[2信]暴雨の中、希望自転車強行軍「苦しくてもキム・ジンスク同志に頑張れと伝えてやりたい」

暴雨の中に希望自転車の道程が続いている。現代車非正規職労働者たちの希望 自転車は今、蔚山市内を抜けて、ウンチョンを通り、梁山方向に走っている。

現代車非正規職支会のキム・ミジン代議員は「これまで解決したこともなく、 皆疲れて、違うことも考えて、難しいこともあった」とし「もっと難しいこと も挑戦して、気を引き締めるため、この暴雨の中でも放棄せず希望自転車に乗っ ている」と明らかにした。

暴雨の中、上り坂で皆が疲れて体力が落ち、遅れる解雇者も発生した。

キム・ウンヒョ代議員は「今、話すことも苦しい。自分自身との戦い、あきら めないための戦いをしている。大変だが希望自転車を放棄せず、キム・ジンスク 同志と会い、私たちのところに来たキム・ジンスク同志に頑張れと伝えて やりたい」と話した。

第3工場のチャン・ビョンユン代議員は「金ではこんな仕事はしない」とし、 「暴雨の中、希望自転車で、新しい闘争の突破口を見つけたい。自ら気持を しっかり固めている」と力を入れて話した。

上り坂の暴雨の中、皆がつらく、息があがっているが、互いに励ましあって、 希望自転車は梁山に走っている。

[1信]暴雨の中「希望自転車」が出発...「整理解雇、非正規職撤廃闘争の先頭に立つ」

金属労組のキム・ヒョンウ副委員長と現代車非正規職支会解雇者は、7月9日の 正午に現代車蔚山工場正門の前から希望自転車を出発させた。

蔚山は暴雨が降っていた。だが暴雨も現代車非正規職支会工場占拠ストライキ に連帯したキム・ジンスク民主労総釜山本部指導委員と会うという意志を挫く ことはできなかった。

現代車非正規職支会解雇者は、暴雨の中でも希望自転車に乗って行くと決意を 新たにした。

天の助けだろうか。出発直前、本当に嘘のように雨が消え始めた。

金属労組のキム・ヒョンウ副委員長は「今日われわれは、希望自転車に乗って 韓進に行く。私たちがそこに行く理由は、そこに闘争があるからだ。自分たち の闘争があるから、関心もあり、連帯もある」とし「工場占拠ストライキ以後、 小康状態が続いている。今日の希望自転車を出発点として、来週の全国巡回闘争 で、2次不法派遣正規職化闘争の火ぶたを切ろう。今日、希望自転車に乗って、 整理解雇撤廃闘争と非正規職撤廃闘争を一つにまとめ、その先鋒に立つという 決意をしよう」と訴えた。

現代車非正規職支会解雇者は「非正規職撤廃闘争」を叫びながら、希望自転車 のペダルを踏み、韓進重工業へと出発した。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-09 22:09:00 / Last modified on 2011-07-09 22:09:06 Copyright: Default

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