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弘益大『極限訴訟』...「撤回するまで戦う」

キム・ヨジン、「弘益大を名誉毀損で告訴したい気持」

ユン・ジヨン記者 2011.07.07 15:22

弘益大学校は、弘益大清掃労働者闘争について、3億ウォンもの損害賠償を請求 して、議論が拡大している。

弘益大学校が提起した損害賠償額は、座り込みした場所の電気と水道の使用料 と代替人材投入費用、そして正常に用役会社と契約をした場合にかかる費用を 引いた金額(181,345,052ウォン)、名誉毀損による損害(1億ウォン)等、計2億 8千万ウォンほどになる。

特に学園側は、訴状送達日の6月29日から損害賠償額を払い終える日まで年20% の利子を支払うよう要求している。

弘益学園が提起した損害賠償訴訟の対象は、公共運輸労組ソウル京畿支部パク・ ミョンソク支部長をはじめ幹部5人とソウル京畿支部弘益大分会のイ・スッキ 分会長の6人だ。

公共運輸労組ソウル京畿支部の関係者は「損害賠償請求の内訳を見ると、おか しな内容が多い」として「代替人材で雇用された人の夜間手当てとコーヒー代、 酒代、食事代が含まれ、学校の行事ができなかったとして、学校のイベント 費用まで請求した」と説明した。

そのため公共運輸労組ソウル京畿支部弘益大分会をはじめ高麗大分会、梨花大 分会、民主労働党、社会党、そして労働市民社会団体は7月7日正午、弘益大学 の前で決意大会を開き、弘益大清掃労働者への損賠を糾弾した。

この席で弘益大学校のノ・ブンヒ清掃労働者は、「弘益大学校は私たちが一生 かかっても稼げない金を損害賠償として請求した」とし「1か月の食費9000ウォ ンを分けて一日の食事代が300ウォンだと言ったことがなぜ名誉毀損になるのか。 理事長は自滅の道を行っている」と鬱憤をぶちまけた。

またソウル京畿支部のパク・ミョンソク支部長は、「学校は下請労働者の清掃 労働者とは無関係だと言ってきたが、結局、損害賠償請求をすることで、自ら が元請使用者だということを証明した」とし「今の学校の態度は、教育機関の 機能を失った悪徳資本の態度」と批判した。

弘益大清掃労働者闘争に連帯してきたキム・ヨジンと遊び人外部勢力、そして ソンミ山の住民、トゥリバン、現代自動車非正規職も決意大会に参加して、 弘益大学校を糾弾した。

映画俳優のキム・ヨジン氏は「韓国の国民として、弘益大学校の態度に対して なぜ韓国の教育の名誉を傷つけるのかと、損害賠償を請求したい気持」とし、 「弘益大学生と教職員も、弘益大学校の理事長になぜわが校の名誉を落とすの かと損害賠償を請求すべきだ」と声を高めた。

弘益大清掃の労働者と同じように、弘益財団側から損害賠償請求と刑事告発さ れたソンミ山の住民も、弘益財団を糾弾した。ソンミ山住民のムン・チウン氏 は「弘益財団は、ソンミ山の住民にも1億4千万ウォンの損害賠償を請求した」 とし「私たちの正当な要求と労働者の正当なストライキが、一体どんな名誉を 傷つけたと言うのか分からない」と吐露した。

またトゥリバンのユ・チェリム作家は、「弘益大学校弘文館を作るため、財団 はその場にいた商人を追い出し、一人の商人の自殺も発生した」とし「金に目 がくらんだ理事長は、まだ目を覚まさずソンミ山の住民と清掃労働者にも同じ ことを繰り返している」と批判した。

一方、弘益大分会は、弘益大が損害賠償訴訟を撤回するまで毎日正午、学校の 前で1人デモを続ける方針だ。また、公共運輸労組ソウル京畿支部は7月20日 午後4時30分、弘益大学校の前で集中決意大会を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-09 15:25:01 / Last modified on 2011-07-09 15:25:05 Copyright: Default

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