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希望のバス、「韓進重工業の奴隷文書、社会的無効宣言」

7月9日、2次希望のバスが大規模に組織

ユン・ジヨン記者 2011.06.29 13:09

各界各層の労働、市民団体と個人で構成された『2次希望のバス』企画団が、 6月27日の韓進重工業労使の合意は源泉無効だと宣言した。

企画団は6月29日午前11時、民主労総大会議室で記者会見を行って、韓進重工業 労使協議への立場と、今後の2次希望のバス計画を発表した。彼らは合意書について 「この合意は内容と形式、手続きすべてが誤っている」とし「7か月近く野宿 をして現場を守ってきた解雇、非解雇労働者は全員反対しているのに、一部の 指導部が職権調印した非民主的合意」と断言した。

合意書の内容に対しても「双龍車の合意より悪く、整理解雇については何の 内容もなく、この合意は奴隷文書そのもの」とし「そのため、われわれは今回の 合意は社会的に無効だと宣言する」と明らかにした。

社会的世論、『合意書無効』に集まる

この席に参加した統一問題研究所のペク・キワン所長は、「韓進重工業労使の 交渉妥結はそれこそ源泉無効であり、われわれはここで希望のバスに乗って 行くことを宣布する」と明らかにした。

韓進重工業のパク・フェチャン組合員も「執行部は、合意書の内容を組合員に 説明もせず、私たちは引き出される前にインターネットでこの内容を確認した」 とし「執行部は、闘っている解雇者にナイフを突きつけた」と批判した。

民主化のための弁護士の会のクォン・ヨングク弁護士は、労使合意および強制 退去の執行の違法性を指摘した。彼はまず、労使合意書について「団体交渉権 と協約締結権も持たない支会長が合意したもので、団体交渉や団体協約の効力 は持たない」と規定した。金属労組規約によれば、委員長だけが団体交渉の代 表者になることができ、団体協約に関する事項は委員長の同意がなければ労使 協議会の案件に上程できないからだ。

またクォン弁護士は法院執行官の強制退去執行についても「法院執行官の座り 込み組合員への強制退去措置は、法院決定と強制執行の範囲を逸脱しており、 職権乱用による暴力行使で民事刑事責任の対象になる」と指摘した。

2次希望バスが大規模に組織される見込み

去る28日、金属労組中央執行委員会で韓進重工業合意を『誤った合意』と確認 したのに続き、社会的な世論もまた『合意無効』に集まっており、韓進重工業 整理解雇闘争はもうひとつの局面を迎えることになった。

キム・ジンスク指導委員をはじめ、闘争を続けている韓進重工業の組合員への 関心が高まり『第二回希望のバス』が大規模に組織されているためだ。ソウル だけでも今のところ1500人ほどが参加意思を明らかにしており、済州、群山、 全州、天安、光州、蔚山、春川、仁川などの地域でも着実に組織されている。 双竜自動車支部は、平沢から釜山まで9日をかけて徒歩で移動する計画だ。

家族対策委で活動しているト・ギョンジョン氏は「7月26日以後、とても混乱し ているが、家族対策委は2次希望のバスを迎えるために贈り物を準備している」 とし「9日にまた来て、希望を見せてほしい」と頼んだ。

各地域を出発する希望のバスは7月9日午後6時、釜山駅に集まってコンサートを 開いた後、キャンドル・デモ行進で午後10時頃に韓進重工業を訪問し、各種の 文化祭とイベントを開く予定だ。企画団は「ひとりも整理解雇者を残さないよ うに、そしてキム・ジンスク指導委員が85号クレーンで笑って降りて来るよう に、また希望バスが出発する」とし「韓進重工業で闘争する仲間たち、全国で 希望を作ろうと思う皆さんは、期待して待ってほしい」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-30 09:34:29 / Last modified on 2011-06-30 09:34:30 Copyright: Default

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