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韓進重のあちこちで整理解雇撤回の絶叫

法院行政代執行断行...85号クレーンに体を縛って抵抗

合同取材チーム(蔚山労働ニュース、チャムソリ) 2011.06.27 18:51

キム・ジンスク指導委員が整理解雇に抗議して85号クレーン高空籠城に突入し てから173日目、労組が整理解雇反対全面ストライキに突入してから188日目の 6月27日、強制執行が断行された。

▲クレーン死守隊を引き出している用役.

午後1時50分頃、法院の執行官と法院が雇用した用役約200人が85号クレーンを 死守している組合員約40人を引き出した。使用者側の管理者約100人が生活館から 組合員の食糧と備品類をすべて持ち出した。

引き出された組合員約40人は85号クレーンが見える反対側のアパート付近で 「頑張れ! われわれは勝利する!」と叫び、クレーン座込者を応援し、座込者 も手を振って彼らに応えた。

法院の執行官と用役は、午後4時50分頃からクレーンに縛られた組合員を引き出 すためにロープをナイフで切り、組合員1人を引き出した。この姿を工場の外で 見ていた組合員と家族対策委は「上がるな」と叫び、彼らの目には涙が溜った。

▲強制執行当時組合員がシュプレヒコールをあげ、公権力投入に強く抗議している。

韓進重工業正門で鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主党議員、趙承洙(チョ・スン ス)進歩新党代表、李正姫(イ・ジョンヒ)民主労働党代表と民主労総キム・ヨン フン委員長、金属労組パク・ユギ委員長、組合員と家族対策委も、公権力投入 に強く反発した。警察は彼らも約500人を動員して取り囲んだ。

強制執行は85号クレーンを死守する組合員の反発でひとまず停止している。 組合員約50人とキム・ジンスク指導委員は85号クレーンを死守している。

▲強制執行が中止されキム・ジンスク指導委員が手を振っている。

韓進組合員、執行部の背信...「整理解雇を必ず撤回させる」

組合員たちは、支会執行部の現場復帰宣言に背信を感じていたし、このまま では現場復帰はしないとはっきり話した。

チョン・ギウォン組合員は「昨日の夜に執行部が全組合員を集めて復帰しよう と最後まで頑張った。裏合意したのではないかと尋ねたが、絶対無いといって いた」とし「執行部を信じてくれと言い、ずっと共にしてきたのに組合員たち の背信はものすごく大きい」と伝えた。

他の組合員も「支会長の職権調印は、組合員総会も経ておらず、金属労組も認 めないでほしい。今信じられるのは金属労組だ」とし「支会長にだまされた。 今は整理解雇を撤回するまで、やり抜くしかない。まじめで、私たちをだまさ ない指導部ができたら良い。御用労組ではなく組合員のために闘う民主労組 執行部が正しくできれば良い」と話した。

工場の外に押し出された組合員たちは「整理解雇を撤回して必ず勝利するまで 戦おう」、「解雇は殺人だ」というシュプレヒコールをあげ、決意を新たにした。

一方、韓進社側は、組合員が居住している生活館の入口をセメントの構造物で 封鎖した。またジブクレーン85号機の横に設置されているタワークレーン (CT-29)を利用して、竜山と双竜車の時に警察特殊部隊が使ったコンテナを 持ち上げる準備を完了し、タワークレーン技師が待機している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-28 11:06:10 / Last modified on 2011-06-28 11:06:11 Copyright: Default

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