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ロッテ損保ビルの清掃労働者問題に市民が動く

23日『ロッテ損保ビル清掃労働者支持市民の会』発足

ユン・ジヨン記者 2011.06.23 16:47

ロッテ損害保険ビル清掃労働者問題を解決するための『ロッテ損害保険ビル 清掃労働者闘争支持と連帯のための市民の会(市民の会)』が発足した。

[出処:チャムセサン資料写真]

彼らは6月23日正午、ロッテ損害保険ビルの前で記者会見を行って「今までこの 問題を解決するために努力した個人の市民と団体は、結局、力をあわせて希望 を作り出すことを決心した」と明らかにした。

市民の会には個人をはじめ『キム・ヨジンと遊び人外部勢力』、大学生団体、 市民社会団体が集まっており、以後連帯と参加を拡げる計画だ。記者会見で、 「ここに共にする私たちすべてはロッテ損害保険ビル清掃労働者の労働人権が 保障されるまで、最後まで連帯する」と述べ、△労組弾圧中断、△雇用安定保障、 △組合活動保障を元請に要求した。

一方、ロッテ損害保険ビル分会は、5か月の間、用役会社と交渉を続けてきた。 だが労使は何も合意ができず、ソウル地方労働委員会は13日に争議調整決裂を 宣言した。特に労組は会社側が一方的に対話を拒否し、ストライキを誘導した と批判している。

実際、使用者側は労組の結成以来、3月中旬まで一度も交渉にも応じなかった。 労組がソウル地方労働委員会に争議調整を申請したことで、使用者側は2次調整 申請の取り下げを条件に交渉を受け入れた。その後、労使は交渉に突入したが、 使用者側は労組側の要求に対し『会社の事情と合わない』、『要求が高すぎる』 というばかりで、労組は使用者側の交渉懈怠を批判していた。

労組は、「会社側の一方的な対話拒否により、地労委の争議調整で何も合意が できず調整が決裂した」とし「会社は『争議調整期間に集会をしたから対話の 門を閉じる』と宣言し、会社側から調整の決裂を誘導した」と主張した。現在、 労組は争議発生申告を終わらせ、合法的なスト権を確保した状態だ。

ロッテ損害保険ビル分会は、1月に24人の組合員で発足したが、現在は7人しか 残っていない。この過程で使用者側が現金と商品券などで組合員を懐柔して、 各種の不当懲戒を乱発、組合員に差別的人事配置をしているという主張が提起 され、議論になっていた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-26 06:06:13 / Last modified on 2011-06-26 06:06:19 Copyright: Default

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