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ユソン企業労働者、出勤拒否される

会社、用役を動員して阻止...「不法な攻撃的職場閉鎖を解け」

特別取材チーム 2011.06.15 16:13

ユソン企業の労働者が出勤を試みたが拒否された。組合員の臨時総会で『一括 復帰宣言』を決定した、ユソン企業支会は6月15日午前8時10分から牙山工場前 で出勤を試みた。これに対し、使用者側はコンテナで正門を塞ぎ、用役を動員 して入口をふさいだ。

組合員が出入を要求する状況で、使用者側は用役を動員し『ユソン消息』とい うチラシを撒き、採証をしながら組合員とぶつかり続けた。昨日(14日)登場した 用役の盾は、今日も組合員の出入りを止める道具に使われた。

ユソン企業は『ユソン消息』第3号で「ユソン企業労組の一括業務復帰の試みに 対し、会社は個別復帰を固守する方針」と明らかにした。

続いて「ユソン支会が数百人分の『業務復帰通知書』を提出した、一括復帰の 試みは、本当の勤労の意思を確信できないため、工場の再占拠や、不足の事態 を誘発する憂慮がある」とし、「一括復帰は受容できず、個別復帰希望組合員 のうち、勤務の意志を確認した組合員に業務復帰を進める方針だ」と明らかにした。

ユソン企業牙山のオム・ギハン副支会長は「一括復帰して、生産現場で働くと 昨日の記者会見で明らかにしたが、使用者側は出勤初日からこうしてコンテナ で防ぎ、出勤させない。腹が立つ」と述べた。

オム副支会長は「真正性をもっと見せろと言われれば、胸を開いても見せたい が、それがどんな真正性なのかよくわからない」とし、「使用者側は、労使が 共に話そうということも拒否して労組抹殺を画策し続けている」と指摘した。

会社は不法な攻撃的職場閉鎖を解除せず、金属労組との交渉も拒否している。 組合員が出勤しても会社は労組事務室の出入も妨害し、労使対立の程度はます ます高まりそうだ。

一方、支会は毎日、出勤闘争をする予定だ。金属労組は15日(今日)の午後3時に ユソン企業牙山工場の前で、ユソン企業闘争勝利のための嶺南地域、忠南地域 労働者集中集会を開く。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-16 09:42:41 / Last modified on 2011-06-16 09:42:58 Copyright: Default

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