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ユソン企業労使の法的攻防が加熱

会社、金属労組の交渉要請を拒否...労組、「労働部は管理監督をしないのか」

特別取材チーム 2011.06.07 14:29

金属労組は、ユソン企業事態に関して『職場閉鎖を撤回して誠実交渉をしろ』 とし、雇用労働部天安支庁で記者会見を行った。

会社は、同日午前11時に予定されていた労組の交渉要請を拒否したため、金属 労組のキム・ホギュ副委員長は記者会見後にユソン企業牙山工場正門の前で、 すぐに交渉しろと要求した。

▲労働部、「胸で聞いて、足で走ります」

ユソン企業支会は、職場閉鎖から21日が経ったが、使用者側とのまともな交渉 は、一度もない。そのため、全国金属労働組合(以下金属労組、委員長パク・ユ ギ)は6月7日の午前10時に雇用労働部天安支庁前で記者会見を行い、政府と関係 機関を批判した。

金属労組は文書で3回使用者側に交渉を提案したが、金属労組を除き支会と単独 で対話すると主張し続けているとし、「金属労組は、法的な交渉権と締結権が ある。産別労組の金属労組を排除して交渉するのはとんでもない」と批判した。

また、支会は労組事務室に入れるよう要求し続けたが、使用者側は生産施設を 再占拠する恐れを理由に拒否し、代替の事務室を提供できると明らかにした。 これについて支会は「生産施設を占拠しているのは管理者だ。会社は職場閉鎖 をして500人の労働者を工場から追い出した」とし「代替事務室はいらない」と 明らかにした。

▲金属労組は「労働組合および労働関係調整法違反(労働組合事務室出入妨害)」の告訴状を提出した。

金属労組は記者会見文で「ユソン企業支会の団体協約87条で明示されているよ うに、生産施設と分離している労働組合事務室と厚生福祉施設は、組合員の当然 の権利だ」と強調した。

また「政府が本当に『公正社会』を国政の目標にしているのなら、すでに政府 の機関が知っている労組事務室の出入統制と用役警備の不法行為を審判しろ」 と再度強調した。

民主労総のチョン・ウォニョン忠南本部長は、「使用者側と用役が労働組合の 事務室・福祉館への出入を妨害し続けているが、管理監督して責任を取るべき 雇用労働部はこれを放置し続けている」とし「いますぐ天安支庁はユソン企業 の不法行為をやめさせ、特別勤労監督官でも送って管理しろ」と批判した。

ユソン企業嶺東支会のキム・ソンヒョク副支会長は「私たちの要求は夜に眠り 昼に働こうという単純な要求だが、使用者側は現代資本と創造コンサルティン グを通じ、民主労組を奪い取ろうとしている」とし、「使用者側の不法行為を 放置する雇用労働部は、使用者側のための労働部なのか、労働者のための労働 部なのか、全くわからない」と声を高めた。

キム副支会長はまた「職場閉鎖の後、一度もまともな交渉ができない」とし、 「雇用労働部が直接動いて金属労組との交渉を用意しろ」と要求した。

記者会見の後、彼らは雇用労働部天安支庁に会社への出入と厚生福祉施設への 出入妨害について告訴状を提出した。また近い将来、警察に対して用役による 組合出入妨害の告訴状、法院には組合事務室出入妨害仮処分申請を郵送する 予定だ。(記事提携=メディア忠清)

▲金属労組は記者会見の後、雇用労働部天安支庁に告訴状を提出した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-08 07:02:16 / Last modified on 2011-06-08 07:02:18 Copyright: Default

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