韓国:現代車牙山セクハラ被害者、警察署前で座り込み | |
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『セクハラ』された後に『解雇』された労働者、集会もできず現代車牙山工場セクハラ被害者、瑞草警察署前で無期限座り込みに突入
ユン・ジヨン記者 2011.05.31 13:20
現代車牙山工場セクハラ被害者が5月31日午前、瑞草警察署前での無期限の座り 込みに突入した。 ![]() 現代自動車牙山工場で14年間働いてきた社内下請非正規職の女性労働者A氏は、 2年間組長と所長から繰り返しセクハラされてきた。国家人権委員会に陳情した ところ、被害者は昨年9月、報復性懲戒で解雇された。 懲戒の後、解雇者は現代自動車牙山工場正門前で7か月以上1人デモを続け、こ の過程で正規職職員と用役に暴力を受けた。特に被害者が属していた下請業者 クミャン物流の廃業後、被害者を除く職員は全員ヒョンジン企業に雇用継承さ れ、加害者であるチョン某組長も雇用が継承された。 これに対し、被害者のA氏は良才洞現代起亜車本社前に移動して、座り込みを続 ける計画だったが、現代自動車は本社前をはじめ近隣地域に集会申告を出し、 A氏は座り込みの空間も確保できない。 A氏の代理人クォン・スジョン氏は、「今も瑞草署の前には現代自動車が雇用し た用役職員20人ほどが本社周辺に集会申告をするために待機している」とし、 「瑞草署にこうした虚偽集会申告について聞いたところ『聞くな』と席を外し た」と説明した。 そのため被害者A氏をはじめ金属労組、韓国性暴力相談所、地球地域行動ネット ワークなどは31日午前、瑞草警察署前で集会の自由争奪の座り込み支持記者会見 を行った。 この席で地球地域行動ネットワークのナヨン活動家は「国連が各国政府に勧告 した女性労働者の権利協約は、セクハラや差別があってはいけないという常識的 なことなのに、韓国社会ではこれも守られず、政府はこのようなセクハラ事件を 無視している」とし「現代自動車もまた本社として下請企業で起きた事件の責任 と義務があるのに、何の措置も取らずにいる」と批判した。 クォン・スジョン氏も「集会は、社会的弱者が世の中に訴える、一番基本的な 権利だが、現代自動車は用役20人を雇用して本社前と近隣に虚偽の集会申告を 出している」とし「結局、集会も金がある財閥が独占する世の中で暮している」 と声を高めた。 一方、被害者をはじめとする代理人、現代自動車牙山工場社内下請支会などは、 △セクハラおよび不当解雇被害女性労働者の原職復帰、△セクハラ加害者即刻 処罰、△現代自動車次元の問題解決、△現代自動車同派本社前集会自由許容の 要求が貫徹されるまで無期限の座り込みに突入することを明らかにした。 記者会見団は、「現代自動車牙山工場社内下請非正規職のセクハラおよび不当 解雇被害女性労働者は、『加害者処罰、元職復職』という要求を知らせる最低 の集会の自由を争奪するために、この瑞草警察署前で座り込みを始める」とし 「ここに集まったわれわれは被害者の勇気を支持し、被害者が元の職場に戻り 加害者が処罰されるまで連帯することを決意する」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-05-31 18:55:59 / Last modified on 2011-05-31 18:56:01 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |