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ユソン企業警察兵力投入、金属労組で拡大する怒り

26日金属労組忠南・大田忠北支部4時間部分スト

シム・ヒョンホ記者 2011.05.26 09:17

ユソン企業への警察力投入を糾弾する声が金属労組に広がっている。

金属労組大田忠北、忠南支部およびソウル・京畿首都圏金属労組幹部の交渉委員 は、5月25日午後3時に牙山警察署前に集まって集会を開いた。支援の労働者など 約700人が参加し、連行後に解放された労組の組合員も参加した。

集会に参加した団体は口を揃えて迅速な警察力の投入と警察側の煮えきらない 態度に怒りを表わした。

民主労総のチョン・ヘギョン副委員長は、「昨晩の牙山警察署長との面談で、 何人の組合員を連行したのかを尋ねたが、何の答弁も聞けなかった」とし、 「現場で責任を持って指揮する人が、何も状況を知らないことを知り、みじめ さを越え、話す言葉がない」と吐露した。また、チョン副委員長は「労働問題 としか関係の特性を把握せず、労働者が占拠座り込みをしている理由を理解す るべきだが警察署長はこれついて何も知らずにいた」と暴露した。

金属労組のパク・ユギ委員長は、「警察と戦わず、平和にこの事態を防ごうと いう判断で連行の過程では非暴力で抵抗した」とし、「だが李明博政権がこう した労働政策を最後まで押し通すのなら、非暴力を固守できない」と強調した。

パク委員長は「明日、忠南、大田忠北がストライキを決意し、こうした闘争 の意志と決起が集まれば勝てる。ユソン企業社長の非常識な労使観を暴露し、 力強く闘って、民主労組を死守しよう」と強調した。

進歩新党の趙承洙(チョ・スンス)代表は、「朝、家族とご飯を食べ、出勤して 頑張って働き、晩には退勤して家族と一緒に過ごす素朴な夢が労働者には贅沢 のようだ」とし、「ユソン支会の組合員が正当な要求と交渉で今回の問題を解 いていこうとする姿がマスコミで伝えられ、国民の反響を呼んでいる」と伝えた。

金属労組のチャン・イノ忠南支部長は「忠南支部と大田・忠北支部が共に明日 ストライキを決意した」とし、「この時点を契機として、労働者を弾圧すれば ただでは置かないということを政府に見せつけよう」と話した。

金属労組のイ・カンナム大田忠北支部長は「耐えられない怒りで胸が詰まり、 よく聞こえない。われわれは反撃の闘争を準備している」とし、「苦しいからと 私たちが座り込めば、労組も団体協約も、何も守れない」と頼んだ。

支援に来たファン・インソプ双竜車支部長は「2年前の今日、双竜自動車支部は 工場ストライキを始めた」とし「誤った政策で双竜自動車の労働者に全ての責任 が転嫁された。労働者は連帯して団結し、政権を攻撃しよう」と主張した。

ユソン企業牙山支会のオム・ギハン副支会長は、「公権力が投入されれば全面 ストライキ闘争をすると決意したがうまくいかず、私たちを甘く見て職場閉鎖・ 公権力を投入した」とし、「今は政権の銃刀が突きつけられている。ストライキ を決意したので実践にしなければならない」と強調した。

▲24日、連行後に解放されたユソン企業支会組合員が集会に参加している。

一方、支会組合員は集会の後、牙山警察署に連行された組合員と面会した。

支会は明日午後10時に牙山工場に集まる計画で、金属労組忠南・大田忠北支部 は午後に4時間の部分ストをする。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-27 05:13:04 / Last modified on 2011-05-27 05:13:08 Copyright: Default

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